昨日、帰宅したのは11時ころ。ためらわず、即、布団へ直行。今日は休日。教える仕事というのは楽しいが、ここまで不規則だと、骨の芯まで響きます。
昨日、今日と病院。もうカラダはボロボロだ。糖尿の治療方針を変えるかも知れないと告げられた。それは、つまりインシュリンということだろうか?
グリーンも獣医さんから、体重オーバーで、糖尿になる可能性があると指摘されている。しかし、餌なんか好きなものしか与えないし、散歩も午前と午後に30分くらいしかさせていない。獣医さんは、体重ケアのための高くてまずそうな餌を勧めるのですが、まだ3歳だしいいかと油断しています。
本日、ビデオ流出の「犯人」が自首。この確信犯にどんな判決が出るのか。ヒーローになるのか?日本政府が国民から情報を隠そうとするのでは、中国や北朝鮮と同じです。
随分と長く尖閣諸島の問題について考えてきましたが、今日は総まとめとしましょう。尖閣諸島が台湾の領土であると主張する抗議船と日本の海保艇が衝突するという事件が過去にありました。その時、日本は台湾に謝罪し、賠償金を支払っています。何故こんなことになったのでしょう?こんな前例があれば、中国だって漁船を海保にぶつけてきますよ。
さて、沖縄をアメリカが統治していた時、尖閣諸島は沖縄の一部とされていました。そして、沖縄が日本に返還されることになりましたが、日本は、アメリカが尖閣諸島を日本領と解釈していたのだから、返還後は日本の領土になるものと解釈しました。歴史的に、尖閣諸島が日本に属すると日本が宣言したのは日清戦争後のことです。
そこに油田があるということを発見して、台湾は尖閣諸島が自国の領土であると主張したのですが、中国も約半年後、尖閣が中国の領土である「沖縄」(と言えるでしょうか?)に含まれると宣言しました。その後間もなくアメリカは沖縄と周辺諸島を日本に返しましたが、当時からアメリカは尖閣諸島の主権について中立の立場をとることを表明して今日に至っています。日本の対台湾、対中国の弱腰に関する原因はここにあります。
中国は、後に、尖閣が中国の領土である台湾(と言えるでしょうか?)に属するという立場に変わりましたが、今日では、直接、尖閣は中国本土の一部であると主張しています。台湾とは、尖閣周辺における漁業の管理、油田の共同開発ということで話が進んできました。
クリントン国務長官は、尖閣諸島は、日米安全保障条約の適用地域と発表しましたが、やはり、尖閣が日本の領土であるとは明言していません。石油開発で中国と対立したくないというのが本音でしょう。しかし、尖閣諸島の油田は採算がとれないとの見方もあります。
遡れば、日本が軍事力で台湾や中国の領土を自分のものにしてきたわけです。その逆の現象が今起こっていると考えれば、台湾や中国の立場も理解できますが、21世紀に帝国主義的軍事拡張を認めるわけにはいきません。それを認めれば、他国に対しても中国は同じことをするからです。
油田がどれほどのものか、実際に採算ベースを検証してみなければ何も言えません。私の立場は、もし、中国が武力を行使して油田を確保するという動きに出れば、尖閣諸島くらいあげてしまえというものです。降参です。人命が第一です。そうでないなら、中国の将来のためにも、粘り強い外交努力を続けるべきです。
ついでに、一つの国を一枚岩と考えてはいけません。ギャング国家中国などという言葉が流行っていますが、中国共産党はこの間、右派の胡錦濤(こ きんとう、ホゥー・チンタオ)から、同じく右派の習 近平(しゅう きんぺい、シー・チンピン)に権力を委譲したところです。保守派がいつまで共産党を支配できるか分かりません。中国共産党の一党支配に対する批判が反日デモなどで公然とかかげられる御時世です。畑の上に道路を造ろうとした党に対し、農民が起こした暴動の動画はネットに流出しました。
また、政府=市民と看做すのも大間違いです。中国共産党の党員である若者と何度もチャットしましたが、公然と党を批判しています。経済政策然り、言論弾圧然り。デンマークにいる中国人のソウルフレンドも党には批判的です。中国人は良き
隣人です。お客様です。党のエリート層だけをもって中国を判断してはいけません。
カナダにも留学していたのですが、チャイニーズライブラリーという中国人学生が管理する図書館がありました。24時間オープンです。いつ見ても満員でした。私も外見は中国人と変わりありませんので入ることができました。これが一昔前の日本人留学生です。なりふり構わず一心不乱に学ぶこれら中国人のこの努力こそが、中国を第三世界から世界の工場に押し上げたのです。世界最速のスパコンは中国にあります。
ここまで読んでいただいた方、ありがとうございます。明日からはカジュアルな(笑)日記に戻りたいと思います。
昨日、今日と病院。もうカラダはボロボロだ。糖尿の治療方針を変えるかも知れないと告げられた。それは、つまりインシュリンということだろうか?
グリーンも獣医さんから、体重オーバーで、糖尿になる可能性があると指摘されている。しかし、餌なんか好きなものしか与えないし、散歩も午前と午後に30分くらいしかさせていない。獣医さんは、体重ケアのための高くてまずそうな餌を勧めるのですが、まだ3歳だしいいかと油断しています。
本日、ビデオ流出の「犯人」が自首。この確信犯にどんな判決が出るのか。ヒーローになるのか?日本政府が国民から情報を隠そうとするのでは、中国や北朝鮮と同じです。
随分と長く尖閣諸島の問題について考えてきましたが、今日は総まとめとしましょう。尖閣諸島が台湾の領土であると主張する抗議船と日本の海保艇が衝突するという事件が過去にありました。その時、日本は台湾に謝罪し、賠償金を支払っています。何故こんなことになったのでしょう?こんな前例があれば、中国だって漁船を海保にぶつけてきますよ。
さて、沖縄をアメリカが統治していた時、尖閣諸島は沖縄の一部とされていました。そして、沖縄が日本に返還されることになりましたが、日本は、アメリカが尖閣諸島を日本領と解釈していたのだから、返還後は日本の領土になるものと解釈しました。歴史的に、尖閣諸島が日本に属すると日本が宣言したのは日清戦争後のことです。
そこに油田があるということを発見して、台湾は尖閣諸島が自国の領土であると主張したのですが、中国も約半年後、尖閣が中国の領土である「沖縄」(と言えるでしょうか?)に含まれると宣言しました。その後間もなくアメリカは沖縄と周辺諸島を日本に返しましたが、当時からアメリカは尖閣諸島の主権について中立の立場をとることを表明して今日に至っています。日本の対台湾、対中国の弱腰に関する原因はここにあります。
中国は、後に、尖閣が中国の領土である台湾(と言えるでしょうか?)に属するという立場に変わりましたが、今日では、直接、尖閣は中国本土の一部であると主張しています。台湾とは、尖閣周辺における漁業の管理、油田の共同開発ということで話が進んできました。
クリントン国務長官は、尖閣諸島は、日米安全保障条約の適用地域と発表しましたが、やはり、尖閣が日本の領土であるとは明言していません。石油開発で中国と対立したくないというのが本音でしょう。しかし、尖閣諸島の油田は採算がとれないとの見方もあります。
遡れば、日本が軍事力で台湾や中国の領土を自分のものにしてきたわけです。その逆の現象が今起こっていると考えれば、台湾や中国の立場も理解できますが、21世紀に帝国主義的軍事拡張を認めるわけにはいきません。それを認めれば、他国に対しても中国は同じことをするからです。
油田がどれほどのものか、実際に採算ベースを検証してみなければ何も言えません。私の立場は、もし、中国が武力を行使して油田を確保するという動きに出れば、尖閣諸島くらいあげてしまえというものです。降参です。人命が第一です。そうでないなら、中国の将来のためにも、粘り強い外交努力を続けるべきです。
ついでに、一つの国を一枚岩と考えてはいけません。ギャング国家中国などという言葉が流行っていますが、中国共産党はこの間、右派の胡錦濤(こ きんとう、ホゥー・チンタオ)から、同じく右派の習 近平(しゅう きんぺい、シー・チンピン)に権力を委譲したところです。保守派がいつまで共産党を支配できるか分かりません。中国共産党の一党支配に対する批判が反日デモなどで公然とかかげられる御時世です。畑の上に道路を造ろうとした党に対し、農民が起こした暴動の動画はネットに流出しました。
また、政府=市民と看做すのも大間違いです。中国共産党の党員である若者と何度もチャットしましたが、公然と党を批判しています。経済政策然り、言論弾圧然り。デンマークにいる中国人のソウルフレンドも党には批判的です。中国人は良き
隣人です。お客様です。党のエリート層だけをもって中国を判断してはいけません。
カナダにも留学していたのですが、チャイニーズライブラリーという中国人学生が管理する図書館がありました。24時間オープンです。いつ見ても満員でした。私も外見は中国人と変わりありませんので入ることができました。これが一昔前の日本人留学生です。なりふり構わず一心不乱に学ぶこれら中国人のこの努力こそが、中国を第三世界から世界の工場に押し上げたのです。世界最速のスパコンは中国にあります。
ここまで読んでいただいた方、ありがとうございます。明日からはカジュアルな(笑)日記に戻りたいと思います。
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