ほんとにピョンヤン旅行に浮かれている時期ではありません。あ、一応、北朝鮮旅行でも旅行保険に入ることができます。8月から9月の目玉はマスゲームとか。私、マスゲームとかゴルフには興味ないので、一人でピョンヤン市内をブラブラさせていただくのが最高。ところが無理なんですね。必ずガイドがつくわけです。

例えば、体温計をライターで炙り、41℃くらいにして、今日はホテルで一日休みますとツアコンに伝え、一行が、銅像なんかを巡っている間にホテルを抜け出し、ピョンヤンをぶらつく、なんていうのはどうだろう?ホテルの職員と話をするだけでも面白い。

単なる好奇心ではなく、我々がピョンヤンを訪れることによって、北朝鮮が外に向かって開かれ、南北分断、独裁という悲劇を1日も早く終わらせるというのが目的(少なくとも大義名分)であり、それは、映画『シュリ』を観てからずっと考えていたことだ。

それはそうと、昨日、まだ1月だというのに、生徒が推薦で高校に合格しました。とても嬉しそう。もうそんな季節なのですね。

授業は、入試の過去問を解くことが主体。今まで、入試より難しい問題を解いてきたので、過去問はさぞ簡単だろうと思いきや、生徒はさもあらず。

入試の鉄則は、出来る問題から先にやる、というものですが、真面目な生徒が多く、1番から2番、2番から3番と、順序通りに解いて次の問題へ移る。途中で分からない問題に出会わすと、そこばかり考え込む。

今から入試まで、実質、1ヶ月。やれることは限られている。私は、出来る科目の更なるアップを目指すべきだと思うのだが、塾は、出来ない科目の底上げに重点を置く。どちらもやればよいのだろうが、時間が許さない。

生徒も、はっきりと二種類に分類される。もう疲れて、授業中に居眠りをする生徒。そして、前向きにダッシュをかけるタイプ。前者は、志望校合格を半ば諦めているので、やる気スイッチ(某塾のキャッチコピー拝借)が入らない。

と、3月2日までが担当の私は、戸惑うことが多い。

昨日、塾長から再度、慰留された。こんな私でも必要とする人がいるのか。クビになるのと比べて、慰留されるというのは本当に嬉しいものだ。だからこそ、寂しい。塾の講師というのは私の天職と思えるほど楽しいのだが、カラダが許さない。

今年1年かけて肉体改造を行い、ピョンヤンへ行って、それからのことは改めて考える。すっかり未来に希望を失っていたが、私でも役立つ仕事があるし、人生最後の目標もできた。生きているのも悪くはない。

今日は5時出勤。頑張るぞ!


コメント

霧木里守≒畑楽希有(はたら句きあり)
2011年1月21日22:08

>銅像なんかを巡っている間にホテルを抜け出し、ピョンヤンをぶらつく、なんていうのはどうだろう?

 やったら即・「スパイ容疑」で逮捕されて、「生きて帰国」が危うくなりますよ……☆

(まぁ生還できたら手記の一本でも書いて、ちょろっと売名行為ができますでしょうが……w)

霧木里守≒畑楽希有(はたら句きあり)
2011年1月21日22:10

>カラダが許さない。
>今年1年かけて肉体改造を行い、ピョンヤンへ行って、

 ……を~い……☆(^^;)★

lister
2011年1月22日13:30

☆桐木りすさん

行程を終えた後の自由時間には、ブラブラしても良いそうですよ。ナイトクラブなんてものもあるそうです。

そう、カラダですよね。クローンは、栄養剤だけに絞れば、全く問題なし。糖尿は、食生活を栄養剤に限定することと、軽い運動で、少しは良くなるそうです。それでピョンヤンだったら、確かに、今の仕事に復帰もできるはず(笑)

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