今日１日！

2011年1月28日日常コメント (4)

遂に金曜だ。辞める日まで、金曜日は、あと４回しかない。つまり、あと４週間の我慢で解放されるのだ！

ええ、私は人間が小さいです。大きいなんて自惚れたこともありません。人望も無いし、普通に、嫌なものは嫌なのです。堪え性などありません。

世の中にパーフェクトな仕事はありません。しかし、最悪の仕事はあります。この度「個別教育」という詐欺教育に嫌気がさしました。１～２人の同学年の生徒を同時に教えるなら可能かも知れませんが、３０人近い、学年もバラバラの生徒を２～３人の講師で教えるなんて無理なんです。

講師は、全ての科目を教えます。普通の塾は、各科目ごとに講師がいますから、少なくとも５人の講師が生徒を教えることになります。一人の講師に全科目を教えさせることによって、人件費を半分以下に抑えることができます。

例の主任にしても、英語の関係代名詞は間違えるし、長文は読めないし、数学が苦手の私と同様、生徒にとっては大きな迷惑なのです。また、どの講師をとっても、同時に１０人以上の生徒を上手く回って教えることはできていません。主任も含めて。しかし、授業の時限が無い上に、あらゆる学年の生徒を一つの教室にぎゅうぎゅう詰めにするのです。

授業中に、宿題の採点とか、模試のコピー綴じとか、封筒貼りとか、雑用をさせられます。そんなことをしているうちに、生徒が問題に躓いたり、居眠りを始めます。

この度、講師が黒板に向かって授業をする普通の塾の優位性に気付きました。それじゃダメだと考えていた私は間違っていました。教えたい生徒を納得するまで教えるのが可能な家庭教師も、ますます必要とされています。

こちらは、より難しい高校への進学が可能ですし、実際、難関校への合格実績は、ほとんどが昔ながらの塾や家庭教師が達成しているのです。比して、個別教育の塾は、生徒に志望校のランクを下げさせ、志望校全員合格、という偽の実績で新規入学者をおびき寄せるのです。

糖尿になると、ほんと、頭が働きません。だから、３月からは頭を使わない仕事（そんなもんありませんが）をと思っていましたが、難病との相性を考えれば、また受験産業に戻るのでしょう。

今日は気持ちの良い晴れ。グリーンの散歩でもさせて教材の研究です。風呂にも入らなければ。今、屋根裏部屋で、革ジャンを着ながら書いています。ストーブはつけていません。珍しい。日光の力は偉大です。こんなに凍りついた部屋や大地を暖めています。