昨日は、もっと書こうと思ったのだが、DNのサーバダウンで中断。

今は、哲学の問題の領域に入っている。嫌な情報には耳を向けず、楽観的な政府や専門家の意見にのみ耳を傾けるのか、それとも、最悪のシナリオを厳粛に受け止め、自らを守るのか。私は、後者をとる。

この後、少し休むので、今のうちに、どうしても書かねばならないことを書き留めたい。

一つ。原発敷地内のモニタリングポストは、電力が供給されないため、また、原発の爆発によるトラブルのため、全て停止中。但し、電力を使用しないメーターも一つあるとか。数時間前に、移動式モニタリングポストが現地に到着し、放射線量を発表しているが、その移動式モニタリングポスト(恐らく、トラックにでも積んでいるのでしょう)が、どこで測定しているのか発表が無い。原発の付近にまで接近できるのか?

二つ。原発のメーター類は停止状態で、例えば、第三号機の燃料棒を覆っている水位を示すメーターは、何時間も同じ値を示している。原発内に電力が供給されていないのだから当たり前だ。ということは作業員の何らかの目視しか手がないわけだ。その作業員も、原子炉内には数分しかいることができず、すぐに目視した結果を伝えに安全な場所へ戻ってくるという。

三つ。日本へ向けてIAEA(国際原子力機関)が特別チームを派遣することを検討している。収束に向かっているのなら、何故、そのような専門家の派遣が必要なのか。

他にも、福島第一原発が深刻な事態にあることを示す情報はたくさんあるが、コーヒーを飲んで、朝食をとり・・・何たる贅沢か・・・それから書き進めたいと思います。退避中の皆さん、ごめんなさい。

************************************

戻りました。テレビの報道によると、第三号機の水位を測定することは不可能、第四号機は放射能が強すぎて接近不可能とのこと。使用済み燃料が溶融する可能性のある第四号機には空中から海水を注入する案もあるとのこと。ということは濃縮ウランやプルトニウムを含む使用済み核燃料がむき出しになるらしい。通常、冷却には3~5年かける。

一方、雨や雪のためか、福島第一原発周辺の避難地区の「空気中」放射能は人体に影響を及ぼす危険性なしとのこと。ほっとする。以後は、次のページで書きます。

コメント

霧木里守≒畑楽希有(はたら句きあり)
2011年3月16日9:15

 おはようございまーす(^^)/

lister
2011年3月16日16:54

☆畑楽希有=はたら(く)きあり=桐木りすさん

こんにちは。一人の素人として、この問題に関わっていきたいと思います。桐木さん、情報入手のスピードが早いですね。

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

日記内を検索