ウィーンからメール。日本政府を信じているようだが、そろそろ別の手段に打って出る必要があるんじゃないか、と。タイトルはニューエイジ。

高度な放射線との共存(?)という意味では、確かに新時代に入った。レベル7だ。

で、どうするかということだが、私の頭に浮かぶのは、巨大なヘリコプターを製造し、福島第一原発を吊り上げて、日本海溝に沈むよう海に落とすということくらいだ、と書いた。もちろん、荒唐無稽な話である。君がもっとマシな考えを持っていることを願うと締め括った。

チェルノブイリ事故があった年、私はスウェーデンにいた。NHKの残酷な番組があって、庭でブルーベリーを摘んでいるスウェーデンの老人に、測定してもいいですか?と頼み、ガイガーカウンターをあてた。針が振り切れた。それを観た直後にスウェーデンへ飛んだのだった。

寮にいた学生に大丈夫?と訊いたら、別にぃ~という顔をされた。生物学を専攻する学生だった。

確かに、スウェーデンに届いた放射性物質はソ連に比べれば微量だった。ベリーやキノコなどの植物は、放射性物質を濃縮し易いとチェルノブイリ関連の本には書いてある。そういうものを避ければ、それほど心配する必要ははないということを、その学生は言いたかったのか。

そこへ日本人の医者がやってきた。頭の良い人は、どんなに難しいことでも簡単に説明できる、というのが持論の人だった。

その人によると、人類は、そう簡単に絶滅するものではない。チェルノブイリ事故が起きたって、放射線に強い人間が生き残り、そういう人々が子孫を残すから大丈夫だと力説した。

言葉が出なかった。合理的と言えば合理的。その極致だ。

結局、放射性物質のことは忘れてしまい、いつも通りの生活を送ってしまった。食べ物も、外食が多かったせいもあり、何でも食べた。水道の水(実は、すごくミネラルが含まれる硬水に近い)も牛乳も飲んだ。

そういう時代に入ったのだろうか。1日8時間外にいると、1年で推計積算値20ミリシーベルト以上の放射線を浴びる地域が新たに見つかった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110412-00000001-jij-soci

昨日、片道40分で生徒の家へ到着。10分、時間をつぶしてからうかがった。ということは、来週から50分前に自宅を出発すれば良いということだ。

ちょっと面白いことがあった。明日、書きたいと思います。



コメント

オサム
2011年4月13日11:43

放射線に強い人間が生き残り・・・
私もそれは考えました。そういう気持ちは持っとくのが大事です。
戦っていくために。

lister
2011年4月13日14:04

☆オサムさん

これから売れるのは、ダイエット本ではなく、放射線に強くなる
トレーニング本でしょうか(笑)

いやはや、大変な時代になったものです。

霧木里守≒畑楽希有(はたら句きあり)
2011年4月14日8:54

そのうち進化(?)して、
「放射能がないと生きられない」ガミラス星人になるんですよ……

h(^へ^;)”

 放射能とたたかう方法はわかりませんが、ガンや白血病に対して抵抗力を強める方法は、すでに研究されています。

「精神神経免疫学」(「病は気から」を科学する)という分野です。

 合い言葉は、「マロー・クリスマス!」

 (^w^)g

lister
2011年4月14日11:58

☆畑楽希有=はたら(く)きあり=桐木りすさん

鉛入りの繊維で作ったユニクロのヒートテッ
クならぬレイディオテェック下着とか・・・

今必要なのは、原発内で作業でるガンダムの
モビルスーツではないでしょうか(笑)

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