桜咲く

ここでは、大体、GW明けくらいに桜が満開になります。勤めていた塾の人たちは花見会でもしているのだろう。

朝、教会へ。震災の犠牲者、原発の避難民、亡き伯母のために祈る。教会ではカーネーションが配られた。帰りに猫の缶詰などを買っていると、もう昼過ぎ。

先日、教え子からもらったながいもとマグロで、マグロとろろ丼を作り、いただく。美味、美味。グリーンがマグロの刺身を見つけ、これでもかというほどねだった。

早起きをしたので、午睡。3時間くらい眠ってしまい、もう夕方。

母親がNTTに電話を何度もかけ、勝手に、明日、NTTの業者に修理に来るよう頼んでいた。しつこいなぁ。それをキャンセルし、ファクス電話を買った店へ修理を頼みにいった。NTTの仕事じゃないだろ。

5年保障ですから。1円も払う気持ちなし。すると、受話器と電話本体をつなぐケーブルに欠陥があることが判明。

おいおい、そんな低レベルな話か。新品のファクス電話の箱をあけ、ケーブルを取り出すと、付け替える。そのケーブルは問題なく、こちらの話す声も相手に届いた。

ついでだから、ファクスが送れるかどうかもチェックしてもらった。こちらはOK.
ガソリンを消費しながら修理に行くというのだから、メーカー保証があるからといって、無料修理とは言えない。我慢だ。メーカーはパナソニックだ。御注意を。

と、約１時間を浪費。そんなに暇じゃないんだよな。

帰宅して、アエライングリッシュを斜め読み。『英国王のスピーチ』で国王が"bloody"なんて言葉を使うのでびっくり。fu**ingと同じくらい、皇室では使っちゃいけない言葉ですよね。

ウイリアム王子とキャサリン・ミドルトン妃は、確かにくだけた英語を使おうという意図はあるのだろうが、やはり、教育を受けた教養溢れる英語を話す。庶民の英語がキャベツなら、彼らの英語はカリフラワーだ。あんな風に話してみたい！

これから『原子力王国の黄昏』の残りを読むつもり。この本を読むと、東電より、歴代自民党政権と、科学技術庁、通産省、無数の天下り用組織、関連業者、そして、アメリカ政府への怒りがこみ上げる。

経済合理性を徹底追求するなら、原発は消える。電力需要が高度成長期のように増えないのだから、これ以上の原発は要らない。現状でも原発は余っている。ということは広く知られていたのに、何故、今日まで原発政策は変わらなかったのか。

ついでに、政府がSPEEDIの放射線拡散予測図を2回で公表停止にしたのは「国民がパニックに陥るだろうと考えた」から。あからさまな情報操作だ。

各地のデータを拾っていた人なら、福島第一原発の北西の方向に、異常なまでに高い放射線を示す地域があったことは知っていたはず。

また、福島原発事故は、地表面や空気中に大量の放射能を撒き散らしたが、それ以上に、「海のチェルノブイリ」と言われるほど、海洋を汚染した（している）。この点が、報道から、どんどん消え去る。

漁業を国営化するというのは斬新なアイディアだが、魚が汚染されていたのでは、消費者が避ける。風評被害というのもあるだろう。

これは私だけが思っていることかも知れないが、スーパーの魚売り場から、国内産の商品がどんどん減っている。ほとんど外国産。冷凍サンマくらいは釧路産だったが、あとは輸入ものが圧倒的。杞憂に過ぎないことを願う。

教える仕事はどんどん増えてゆく。この経済停滞期に、教育産業だけは元気なようだ。