最後の1日

2011年6月8日 日常
昨日、2人を教えたが、どちらもうまくいった。9時には帰宅し、毎度のことだが、高木仁三郎著作集1を読む。もう少しでスリーマイルアイランド事故の報告書(割愛されている部分が多い)を読み終える。

ま、このペースでは、明日までに間に合わないので、貸し出し延長を頼むことになるだろう。600ページ弱。返却日というものがなければ、恐らく読み通せない。

その図書館、司書の数が非常に多い。特に、インターネット検索コーナーには、3人くらいの受付がいる。居眠り防止にネットサーフィンをしている。昔の図書館の方がよかった。司書の働き甲斐もあったろう。

昨日教えた社会人の生徒も、試験に出る作文(大抵800字)の対策本を探しに図書館へ行くと言っていた。過去問を読むと「朝青龍の引退についてどう思うか」などというのがあって、何を書けばよいのか悩んでいるようだった。

今日はクリニックの日で、先ほど帰ってきたところだ。血液のデータは良く、安心。晴天、気温も高いということで、人々のファッションも解放的になった。

そこで目に入ったのが、ウェディングドレスを着て赤ん坊を抱いている花嫁の姿だった。どういう事情があるのかは当方の感知すべきところではないが、非常に新鮮に映った。

で、また、その社会人の生徒の話に戻るが、準看予備校には、小さな子供のいる母親(多くが離婚)が多くいたそうだ。仕事、子育て、家事、勉強だから、オレよりは絶対に大変だと、その生徒が言っていた。

確かに。慰留されたため、仕事は、結局、しばらくの間、続けるそうだ。しかし、帰宅して、酒も携帯遊びも止めると、結構、勉強の時間があるという。ママさん受験生に比べればずっと恵まれた環境にあると。

私も人生の転機を迎え、アルバイトをしながら追っていることがあるのだが、今のところ、生活に押し流されている。身軽といえば身軽だが、フクシマみたいなことが起こって、読みたい本は読めず、アルバイトも結構きついし、本業に割く時間が足りない。土日を有効に使おう。

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