午前10時起床。グリーンを散歩させて、高仁著作集第2巻を読み進める。
「トナカイの背中と尻」には笑った。そして、ぞっとした。
チェルノブイリ事故の翌年、スウェーデンからトナカイの肉が成田で輸入されようとしてた。
しかし、尻の肉には暫定基準値をわずかに上回る放射線が検出され、発送元に返された。一方、背中の肉は、暫定基準値をごくわずかに下回る放射線しか測定されなかったので、誰かの胃袋に入った。
最近はなるべく統一しようとしているが、食品の安全基準値は各国で大きく異なっている。その尻の肉は、基準値の低い国へ輸出すれば、問題なし。
ということは、基準値が日本より高いところでハネられた食品が日本に輸入されているかも知れないということだ。
非常に高い放射線の場合、死ぬ、放射線障害を起こすなど、人体への影響は、はっきりしている。しかし、食品汚染のようなレベルになると、癌や白血病になる可能性は何パーセントと、確率でしか語られない。
地震が来て、津波が到来して、外部電源を喪失し、ディーゼル発電機が動かない、といった多重事故の場合、それぞれに1より小さい確率があって、掛け合わせると、単一原因より、ますます小さな確率になる。
で、それが起きたと。起きてしまえば、何百年に一回の確率であったにせよ、そんなものは全く意味がなくなる。
低レベルの放射線を浴びたり、汚染された食物を食べて内部被曝すると、癌になるなどの「可能性」(日本人が癌になる確率は、普通でも50%とか)は上がる。
この辺が難しいところだ。低レベル放射線の影響が晩発性であることも、ますます統計をとることを難しくしている。しかし、放射線で癌を発症すれば、本人にとって、確率などどうでもよいことになる。
実は、トナカイのソーセージはかなり美味しく、チェルノブイリの翌年から2年近く、スウェーデンで、よく食べたのだ。日本に帰ってきてからも、クリスマスなどには輸入して食した。
トナカイは、近代農業の家畜ではないほぼ野生の動物で、どういうわけか美味しいのだ。天然のものしか食べないし、動き回るし、きっと美味しい理由があるのだろう。鹿の肉も美味い。
オーストラリアでは、カンガルーやワニの肉も食べた。店員さんが、こんなの食べられる?と挑発するので、ついつい、大丈夫だと応えた。そして、やはり美味しかった。
これから仕事の準備。先ずは、インクカートリッジの詰め替えをしなければ。ここ1週間、何もプリントアウトできなかった。
「トナカイの背中と尻」には笑った。そして、ぞっとした。
チェルノブイリ事故の翌年、スウェーデンからトナカイの肉が成田で輸入されようとしてた。
しかし、尻の肉には暫定基準値をわずかに上回る放射線が検出され、発送元に返された。一方、背中の肉は、暫定基準値をごくわずかに下回る放射線しか測定されなかったので、誰かの胃袋に入った。
最近はなるべく統一しようとしているが、食品の安全基準値は各国で大きく異なっている。その尻の肉は、基準値の低い国へ輸出すれば、問題なし。
ということは、基準値が日本より高いところでハネられた食品が日本に輸入されているかも知れないということだ。
非常に高い放射線の場合、死ぬ、放射線障害を起こすなど、人体への影響は、はっきりしている。しかし、食品汚染のようなレベルになると、癌や白血病になる可能性は何パーセントと、確率でしか語られない。
地震が来て、津波が到来して、外部電源を喪失し、ディーゼル発電機が動かない、といった多重事故の場合、それぞれに1より小さい確率があって、掛け合わせると、単一原因より、ますます小さな確率になる。
で、それが起きたと。起きてしまえば、何百年に一回の確率であったにせよ、そんなものは全く意味がなくなる。
低レベルの放射線を浴びたり、汚染された食物を食べて内部被曝すると、癌になるなどの「可能性」(日本人が癌になる確率は、普通でも50%とか)は上がる。
この辺が難しいところだ。低レベル放射線の影響が晩発性であることも、ますます統計をとることを難しくしている。しかし、放射線で癌を発症すれば、本人にとって、確率などどうでもよいことになる。
実は、トナカイのソーセージはかなり美味しく、チェルノブイリの翌年から2年近く、スウェーデンで、よく食べたのだ。日本に帰ってきてからも、クリスマスなどには輸入して食した。
トナカイは、近代農業の家畜ではないほぼ野生の動物で、どういうわけか美味しいのだ。天然のものしか食べないし、動き回るし、きっと美味しい理由があるのだろう。鹿の肉も美味い。
オーストラリアでは、カンガルーやワニの肉も食べた。店員さんが、こんなの食べられる?と挑発するので、ついつい、大丈夫だと応えた。そして、やはり美味しかった。
これから仕事の準備。先ずは、インクカートリッジの詰め替えをしなければ。ここ1週間、何もプリントアウトできなかった。
コメント
delia is the name of my first english girl friend.