11時2分、プルトニウム爆弾(広島はウラン爆弾)が長崎に投下される。

これまで、広島の陰となり、長崎は十分な注目を集めなかった。そこに、初めて、アメリカ代表が参列。

私は、3回計画され、2回実行された原爆投下が、日本軍幹部には事前に知らされていたという本を読んで、呆れた。

私は、アメリカを批判するつもりはない。但し、日本の降伏を早めるためというアメリカの建前は全く信用していない。

2回にわたる原爆の投下は、当時のソ連に対してアメリカの決定的な軍事的優位を確立するのが真の理由だった(に違いない)。

日本やドイツの核兵器開発を阻止するためだったとも言うが、日本の理研における核兵器開発は、ようやくウラン濃縮の基礎実験を始めたばかり。

じゃ、ドイツはというと、ヨーロッパで原爆を作れそうな頭脳は、みんなアメリカに亡命、移住していた。

その核を巡って、フクシマでは、アメリカと日本が協力しているという奇妙な光景。原子力発電に関しては、アメリカにとって、日本は、さんざんアメリカの技術を輸入して大事故を起こしたダメな弟なのだ。

日本は、最初の原発をイギリスから輸入したのだが、いつの間にか、アメリカ製の原発を購入することになった。一貫性の無い政策。

汚染水の浄化装置は、アメリカ、フランスの技術の借り物だが、相変わらず、すぐに止まる。フランスとアメリカがうまくやっていけるわけがないということは言える、ええ言えますとも。

が、これは一つの実験なのだ。アメリカやフランスで事故が起きた時の対策をフクシマで実験しているわけだ。

今日は、5時間、通勤時間を加えれば、6時間の指導だった。全くテンションが低い。何のために塾を辞めたのか。これじゃ、自由になる時間はほとんどない。

学生はいいよ。夏休みがあるし。ええ、今月は15日も教えます。父方の仏教式の墓を参る暇もない。それにしても、日本の宗教は折衷だ。

11日は終日お休みと決めていたが、今日、生徒さんの要望によって、特別授業を行うことになってしまった。13日、土曜日も教える。

カラダも乾燥するが、心まで乾燥しそうだ。うだるような暑さ。


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