寒い

2011年8月23日 日常
8月23日、最高気温17℃。暑い夏、それはそれで良かったかもなどと。

まだ衣装替えをしていないので、ショートパンツにアロハみたいな恰好をしていまして、せめて長袖にはしなくちゃなと思います。

節電の効果か、電力各社、ついに夏を乗り切ってしまったかな。まだ残暑という可能性もあり、そう簡単に片づけられるわけではないが。

昨日は生徒がファクスで質問してきて、回答を書くのに都合1時間はかかってしまいました。短歌なんですよ。

熟田津に舟乗りせむと月待てば潮もかなひぬ今は漕ぎ出でな
(額田王)

起きもせず寝もせで夜を明かしては春のものとてながめくらしつ
(在原業平)

ひとり見る池の氷に澄む月のやがて袖にもうつりぬるかな
(藤原俊成)

各歌に詠まれている気持ちを選べなんて問題が出ていて。中学生に、こういう問題を出しても分かるものでしょうか。一番、二番の歌なんて大人の恋愛ですよ。

かと言えば、

(ア)君だって仮想の敵に挑むべく身がまえているああ!わらったな
(大島史洋)

(イ)振り返り見ればわがむすめ携帯電話に寄りかかるやう
(花山多佳子)

なんて現代の短歌が出題され「何気ない日常の風景の中から他者の心のよりどころを見つけた一瞬を歌っている」のはどちらかなどと質問される。

どうして(ア)じゃなくて(イ)なんですかなどと突っ込まれると、説明に苦労する。

明らかに(イ)だが、中学生の生徒は、自分で自分が携帯に依存しているとは思っていないため、携帯が「心のよりどころ」なんておかしいと考えるらしい。

これに比べて数学は明解。昨日から、高校生の時に使っていた参考書を読んでいたら、大体、分かってきた。数学の答に、どちらかと言えば、とか、どうして、は無い。すべからく万人が理解できるように解は導かれる。

昨日、本田真穂さんからメール。彼女の日記、読んでいて本当に面白い。「毛穴全開」で書かれた日記は、当方の日常に流された生活と違って、日々新しい発見に満ちており、学生時代を思い出させる。

気まマホ日記fromニューヨーク
http://mahoblog.exblog.jp/
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あのころ、1週間が長く感じられた。ところがである、最近は、1週間どころか、1年を、単調な繰り返しのためか、昨日のことのように感じる。

それなりに今月中旬までは暑くて長い夏だったのです。それが、瞬間だったかのように思われて、今は、もう来年のカレンダーをどうしようかと考えています。


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