カリスマ

2011年10月16日 日常
グリーンの爪を切りにペットショップへ。その後、食料品の買い物。

スーパーの店内は、秋の贈り物で溢れる。美味しそうなリンゴ、ブドウ、野菜、脂ののった魚たち。

畑は収穫を終わり、土色だ。

豊穣の角cornucopia。

そう、これが普通の秋であり、毎年、そうあるべきなのだ。

だが、日本の母親たちは、それどころではない。続々発見されるホットスポット。セシウムのみならずストロンチウムやプルトニウムまで。

ベラルーシから来日したバベンコ氏は、チェルノブイリ事故から20年に渡って放射線防護に取り組み、放射線から子供を守る手段をブログで発表してきた。今では、日本の母親の間でカリスマ的存在となっている。

彼の講演会に集まった母親たちは、一言一句漏らさぬようメモをし、質問をする。「食料品はゼロベクレルであるべきだ」との言葉は重い。
http://www.dailymotion.com/video/xlpyek_20111016-yyyyyyyyy-yyyyyyyyyyy_news

TPP云々以前に、「被曝」した日本の食糧をどうするのか考えるのが国家のあるべき姿だろう。暫定基準値1キロあたり500ベクレルという犯罪(乳製品を除く)。

九州産の野菜を取り寄せ、子供に与える東京の母親。東京の知人に北海道のミネラルウォーターを送り続けるイトコ。

現実を踏まえた上で、希望は持とう。

明日から、また仕事。しかも、日曜なしだ。

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