正月も終わり

2012年1月4日 日常
今日から仕事始めです。

結局、3が日は、ダラダラと原発本を読んで過ごしました。正月から原発・・・
というのも借りた5冊の本の返却日が今日なんで。

①大沼安史『世界が見た福島原発災害2』(緑風出版、2011年)
②長山淳哉『放射線規制値のウソ』(緑風出版、2011年)
③副島隆彦『放射能のタブー』(KKベストセラーズ、2011年)

①は日本政府による情報統制の実態、②は放射線による人体への確定的影響と確率的影響(女性の膀胱炎が際立つ、で、終盤はゴフマン頼り)、③は高レベルの放射線を浴びた場合の急性障害しか認めないという姿勢が興味深い。

③の著者、副島隆彦だが、実に面白い人物である。反米主義者、日本属国論者、小沢一郎支持者。

学問道場福島支部というのを福島第一原発から20キロメートル付近に作り(自分は時々訪れるだけだが、弟子に駐在させている)、東京からワイワイ言うだけの「放射能コワイコワイ派」は信頼できぬ、福島に住んでから物を言えというスタンス。

自分はロシア科学アカデミー原子力エネルギー安全発展問題研究所副所長との会談と数十ページの巻頭記事を書くだけで、後は、弟子の研究員の記事が延々と続く。

大衆的であるが、真面目な脱原発本ばかりを読んでいると、面白く思える一冊である。

「放射能問題の本を次々と読むのは・・・よほどの世捨て人みたいな人々である」、「私は放射線の人体への被害に関する専門家ではない・・・あなただって専門家じゃないでしょう」、と言われれば、そうかなと(笑)

専門家とケンカ対談もしているようなので、それも読もうかな。


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