ケントでのブランチ~ヒースローへ
ケントでのブランチ~ヒースローへ
ケントでのブランチ~ヒースローへ
9時ころ起床すると下のキッチンからいい香りが。

11時ころにミカエラ、ジェームス、ジェームスの婚約者のニック、そしてディリアとピーターが揃ってブランチをとる予定でした。

シャワーを浴びて、急いで「ルンド~我が青春」を書き、下へ降りていきました。

ジェームスが大きくなって、身長190センチはありましたね。両親とも長身だから、想像はしていましたが、プレゼントのTシャツ(3L)は多分小さかったと思います。

私はコーヒーからスタート。やがて、フライドトマト、スクランブルエッグ、ソーセージ、椎茸に似たマッシュルーム、ベーコンのブランチが(写真1)。そして、初めて見るホット・クロス・バン(Hot cross bun)(写真2)。

美味しかった。もっとどうぞ、とくるが、何せ、内臓疾患を持っている身としては、やんわりとお断りするしかない。

日本では何を食べるの?と尋ねられるが、私は、ご飯に魚の朝食ですと。私は日本代表などではないので、実際は様々ですと付け足す。

この6人に共通の話題を探すのは至難の業。ミカエラがロンドンでの生活ぶりを話すと、ついていけないジェームスが質問する。結局、ホラームービーの話になり、若い方々の独壇場となる。

そこへ、ディリアが、日本人はマスクをするのよね、私も、風邪の人がいるとマスクをしたくなるわ、と話を切り替える。

仕方ないので、日本人がマスクをするのは、放射能を防ぐためだ、とブラックジョーク。まんざらジョークでもなく、この目的で真剣にマスクをする人もいるわけだから、笑っていいのかな的な静けさが。

ジョークですよ、というと、どよっとした笑いが。ヨーロッパに来てから、もう何回、フクシマのことについて話したか。でも、この家庭では、さらりと流してくれる。

この辺がイギリス流か。アンディ―の時も、もちろん、メールのやりとりで十分語りつくしていたからという理由もあったが、深みにはまることはなかった。

フクシマに関する本や新聞記事、ネットの情報を頭に入れ、それに関して日記で書いて、という毎日だったから、この旅行は、一種のエスケープ。

その辺を分かってくれたのだろう。フクシマに関する日記は再開しますけどね。

何やら、ジェームスとミカエラが腕の長さを競っている。そこへディリアも加わり、ちょっとした競争に(写真3)。

隣り町にあるシーク教の寺院を見ないかという提案があったが、私はディリアの庭が見たいと。

どんな木でも育ってしまう不思議な庭だ。アーモンドの種を放っておいたら大木になっていたりと、驚くことばかり。

ようやくパートタイムになったディリアは、これから、ガーデニングに、もっと時間を費やすつもりだという。

白樺があったり、紅葉の木があったり、私は懐かしい気持ちになったが、どこの国の人が来ても、この庭にはほっとするらしい。素敵な趣味だ。

ジェームスは、スノーボードに凝っており、ウチからなら2時間くらいでゲレンデに行けるよと言うと、北海道でも是非ボードを楽しみたいと。放射能が気にならなければ是非どうぞと。

そうこうするうちに、ミカエラも、ジェームスも、ニックも帰宅の時間。ミカエラには、もうladyになったんだね!とハグ。

そろそろ私も電車でロンドンへ戻らなければならない。

ディリアもピーターも、コミュニティーの伝統を守ることに情熱を傾ける。新しい住宅にはNOを、近隣に計画されていた空港の建設にNOを、と、この可愛らしい村を保全したいらしい。

ロンドンから片道1時間。駅は自宅から歩いて5分。ウエストエンドでミュージカルを楽しんで、1時間と少しあれば、もう自宅。この村は絶好のロケーションだ。

そのうちに電車は出発し、楽しい思い出を残して、段々と都会に戻っていく。ヨーロッパに来て気付くことは、乗客が、電車やバスの中で、堂々と携帯を使うことだ。大声で話している。

ロンドンへ近づくうちに、その大声が英語ではなく、知らない言語へと変わっていく。

ウォータールー・イースト着。地下鉄を使うか、ダイレクトにヒースロー行のバスに乗るべきなんだろうが、とにかく不精の私は、またタクシーを使って、パディントン駅へ行く。

楽がしたいんだ、私は。旅では、時間とサービスを買うのだ。その分、日本ではあくせく働いているんだ。

パディントン駅につく。ネットで調べておけば、6&7番プラットフォームがヒースローエクスプレスの乗り場だということは明らかなのだが、何にも調べないで旅に出た私は一苦労。でもね、ヒースローエクスプレスの乗り場には、もっと派手なサインがあってもいいと思う。

さて、今度は、ヒースローのどのターミナルへ行けばJALに乗れるのか。ヒースローエクスプレスの無料WiFiを使って検索。15分で着いてしまうので、急いで検索。第3ターミナルだ。

色々調べながら旅をするのも楽しい、ということにしよう。チェックインして、まだ2時間くらい時間があったので、日記を書こうと思ったら、ヒースローでは1時間3ポンド(だったと思う)を支払わないとWiFiが使えない。

ちょっとコーヒーでもと、カフェへ向かった。(つづく)







コメント

nophoto
Matt
2012年6月6日9:56

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