48本

2012年5月7日 日常
48本
48本
48本
今週、ゴミに出したビデオテープの数である。

非常に下らない映画や番組でも本能的に保存していたが、途中から、タイトルによほどインパクトが無いものは瞬時に捨てることとした。

著名な作家や学者ですら、蔵書をコレクションとして寄贈しようとすると嫌がられるという話を聞いた。コレクションとして保存できる施設が少ないらしい。

知り合いの大学教授が「もうねぇ、最近は本を燃やしているんだよ。一度読んだものは頭のどこかに残っているものだからねぇ」と言っていた。

オオカミの研究で有名な人だったが、その手の学術書など、買い上げる古本屋も少ないのだろう。大学図書館もその類の蔵書は引き取らない。

稀覯本が多いし、価格も高いのだが、今日、マンガやゲームソフトほどの金銭的価値もない(マンガやゲームソフトの文化的価値が低いと言っているわけではない)。

燃やすというのは、自分の蔵書の行く末を知った上での所業だろう。

ましてや、ビデオテープからダビングしたDVDやブルーレイなど(著作権の問題をクリアしていないもの多し)、持ち主以外に必要とする人などいないだろう。

面白いことに、「第4のエネルギー革命」は、フィルムではなく、DVDに収録され、上映されていた。もう映画劇場もフィルムではなくDVDか?今頃知ったのは私くらいのものだろうが。

そのうち、低コスト、省スペースという観点から、ハードディスクに保存したデータを上映するのだろう。

いや、もっとコンパクトな媒体が出てくる可能性だってある。

インパクトのあるもの、2度観ることもあるだろうと思わせるものを、ま、とりあえずデジタルに変換する・・・ビデオテープのDVD化にはそんな意味くらいしかない。

どこかのサイトにアップロードすれば、もっとスペースを節約できるか。でもディスクという形に残したい。CDも、ダウンロードはせず、ジャケットがついた現物を買うし。

部屋が片付いた一方で、オークション狂と化した私は、40年近く前の「近代映画」「東宝映画」「映画情報」などを次々と落札し、非常にアナログな雑誌が随分とたまった。

私にとっては大いに新鮮なのだが、こういうのを先祖返りというのだろう(笑)


(写真上:Wasabiだけではない、Zenという日本レストランまでできていた~ルンド)

(写真中:学生時代には入ったことがなかったルンド大聖堂の内部)

(写真下:バキューム・クリーナーと呼ばれるお菓子~ルンド)







コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

日記内を検索