またむごいことをしてしまった。詳しくは書かないが、記録のため。

今日は、1週間で唯一の休み。昨日は涼しく、残暑も終わりかと期待していましたが、今日は、また暑うございました。

半年近く通っていた歯医者から、ようやく卒業。この前もこんなことを書いていたような気がする。またいつ舞い戻るか分からないので喜びは自制する。

何だか、全く建設的なことができず、スカパーで録画した「蛇にピアス」を観た。今頃?そうです、今頃です。

金原ひとみについては、作品を全く読んでいない。一発屋かと思いきや、創作意欲はまだ続いているようだ。3.11後、東京から岡山に移住したというニュースは覚えている。

吉高由里子(ルイ役)を観るのも初めてだった。綺麗だ。交通事故で顎を骨折して、その体験から、この作品を引き受けたということも知らなかった。

シバさんことARATAも巧みな演技だった。男から観ても魅力的だ。

ストーリーにも、2時間近い映画への集中力を維持するのに程よい面白さがあり、私は、十分満足した。

ピアスについては以前より興味があった。ブラジルで、アマゾンの先住民族と会った時、下唇に直径10センチはある円形の板をはめているのを見た。

話し難いのではないかと思われたが、見事な、一種のピアシングだった。

人間のカラダというのは、どの部分もピアシングに耐えられる能力を持っているのだろう。

ルイの場合は、スプリット・タンだった。性器にピアシングというのも当然の流れだったと思うが、さすがに、それは映画的に無理だったようだ。そもそも原作に無いのかも知れない。

スミ(刺青)も、先住民族のお得意技で、何千年も前に彼らが行っていたことだ。ピアシングとか刺青というのは先祖返りということなのだろうか。興味深い。

何故、公務員が刺青をすることは許されないか、橋本氏に尋ねたい。今日、タットゥーは万人に許されるファッションだろう。

考えてみれば、日本女性が欧米流の化粧をすることこそ不思議な現象だ。市役所のレストランへ行くと、職員の女性たちが、パタパタとお化粧をしている。田舎だけでの現象だが、そもそも化粧は職員に必要か、なんて橋本氏は考えないのか。ああ、理屈っぽい。

痛みが快感、というキャッチフレーズの映画だが、ちっとも痛さが描かれていなかったのは残念。いや、あれ以上の描写があれば、私のSの血が騒いだかも知れない。

見事、一つの世界観が確立した映画だ。明日は何を観ようか?








コメント

ひこの
2012年9月20日12:40

なんか…listerさんの感じ方に、とてもドキドキしました!

lister
2012年9月20日19:19

☆ひこのさん

私、気持ち的にはドSのシバさんに近いと思います。
でも実際はMなんですね(笑)

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