初体験

2012年11月16日 日常
また選挙らしいですよね。

マス政治という手を抜いた間接民主制の段階にあった人類がすがりついた「政党政治」というものは終わっている。

同じ志を有する「指導者」たちが「政党」というものやマニフェストなどを作って、国民・大衆のために政治を代行しますよ、という時代の死は数々の政治学者によって宣告されている。

じゃ、次に何が来るか。そんなことは分からないが、国民の意思を汲み上げて、直接に政治へ反映させる便利屋みたいなものが政党の残骸として機能するかも知れない。

あるいは、国民の意思とは全く無関係に政治を行う軍部や個人が、また権力を握るかも知れない。

ともかくもだ、次の選挙で、私には投票すべき政党が無い。こういうのは人生初めてであり、多分、私は棄権するだろう。

オーストラリアのように棄権に罰則を適用する国ならいざ知らず、日本は、自由に棄権できるのだし、有権者の何パーセント以上が投票しなければ、その選挙は無効とする法律もない。

こういうことを書いているという事実が、私は、もはや若くはないし、古い考え方から脱却できない世代に属しているということを象徴している。

若者は何を考えるか。選挙権、被選挙権を16歳くらいから持たせれば、政治も変わるか。

昨日、生徒を教えにいく途中、交通事故があった。ひどい事故で、交差点は混乱していた。すると、自衛官が交通整理をしていた。

非常時は、自衛官が交通整理をするという規則でもあるのだろうか?てきと~な誘導で、私はバックまでさせられた。

自動車学校では、警察官以外の指示には従わなくても良いと習ったが。

恐らく、自衛官の乗った車が事故の当事者だったのだろう。こういうことが日常化するのだろうか、と。嘆息。これも初体験。


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