北海道電力というお笑い種
2012年12月14日 日常 コメント (4)かなり前になるが、温泉で有名な登別にて停電が発生。送電塔が雪と暴風で倒れたとのこと。停電は3日間続き、全国ニュースになった。
停電が起きたら大変ですねというメッセージが、どの報道機関のニュースでも決まり文句だった。
当たり前だ。北海道の冬、その寒さというのは命を左右する。だから停電を起こしてはいけないのだ。停電は犯罪だ。
私には、3月まで続く節電要請を行っている北海道電力が、ある種のアピールをしたのではないかと思えてならない。
少なくとも、報道機関のメッセージは「だから停電が起きないように原発を稼動しなくては」というものだった。
そう明言したわけではないが、そう匂わせる発言があった。
しかしだ、問題は、雪や暴風で倒れるような鉄塔で送電線を引っ張っているということなのだ。原発や節電とは何ら関係ない。
水力、火力で発電しても、これが原因なら、もれなく停電となる。お粗末な配電設備だ。地中に電線を埋めるなど、対策はあるはずだ。
電源車を派遣するとか、対処法はいくつもあったはずだ。
事実、その後、再び起こった十勝での停電では、電源車が現場に到着し、発電を行った。
その際の停電は、樹木が送電塔にひっかかり、送電線が切れたというのが原因だった。
全く、何年、北海道で発送電を行っているのだ?こんな技術レベルで原発を稼動するのはもってのほか。
登別での停電では、避難民がフクシマのことを思い出させた。相も変わらず体育館。粗末な暖房施設。どこか、第三世界での被災に似ている。
北海道が第三世界だと主張する人がいるなら、その通りだとお答えする(笑)
しかし、どんな事故にも教訓はある。
ひとつ。発電所と電力消費地は近くにあるべきだということ。できるだけ、コミュニティーで消費する電力はコミュニティーの中でまかなうことだ。
ふたつ。ストーブは、電力を使わない旧式の熱反射型石油ストーブに、あるいは薪ストーブや石炭ストーブにすること。
みっつ。エアコンで暖房すること、その他、電熱で暖房を行うことは条例で禁止する。
北海道ネタに付き合っていただき、ありがとうございました。ああ、寒い。
さあ、明日こそ、喪中ハガキを出そう!
停電が起きたら大変ですねというメッセージが、どの報道機関のニュースでも決まり文句だった。
当たり前だ。北海道の冬、その寒さというのは命を左右する。だから停電を起こしてはいけないのだ。停電は犯罪だ。
私には、3月まで続く節電要請を行っている北海道電力が、ある種のアピールをしたのではないかと思えてならない。
少なくとも、報道機関のメッセージは「だから停電が起きないように原発を稼動しなくては」というものだった。
そう明言したわけではないが、そう匂わせる発言があった。
しかしだ、問題は、雪や暴風で倒れるような鉄塔で送電線を引っ張っているということなのだ。原発や節電とは何ら関係ない。
水力、火力で発電しても、これが原因なら、もれなく停電となる。お粗末な配電設備だ。地中に電線を埋めるなど、対策はあるはずだ。
電源車を派遣するとか、対処法はいくつもあったはずだ。
事実、その後、再び起こった十勝での停電では、電源車が現場に到着し、発電を行った。
その際の停電は、樹木が送電塔にひっかかり、送電線が切れたというのが原因だった。
全く、何年、北海道で発送電を行っているのだ?こんな技術レベルで原発を稼動するのはもってのほか。
登別での停電では、避難民がフクシマのことを思い出させた。相も変わらず体育館。粗末な暖房施設。どこか、第三世界での被災に似ている。
北海道が第三世界だと主張する人がいるなら、その通りだとお答えする(笑)
しかし、どんな事故にも教訓はある。
ひとつ。発電所と電力消費地は近くにあるべきだということ。できるだけ、コミュニティーで消費する電力はコミュニティーの中でまかなうことだ。
ふたつ。ストーブは、電力を使わない旧式の熱反射型石油ストーブに、あるいは薪ストーブや石炭ストーブにすること。
みっつ。エアコンで暖房すること、その他、電熱で暖房を行うことは条例で禁止する。
北海道ネタに付き合っていただき、ありがとうございました。ああ、寒い。
さあ、明日こそ、喪中ハガキを出そう!
コメント
だから、風雨で送電塔が倒れてついでに原発でトラブルが発生したら、全電源喪失で原発事故になる可能性があります。だから原発稼動を、というのは奇妙ですよね。(風による送電線切断では、数十秒ですがロシアの原発が総電源喪失した事例もあるようです)
大手マスメディアと電力業界の癒着ってやつですかね・・・。
(゜∀゜)節電節約も兼ねて4つ目の教訓にTVと新聞を見n(ry
まったく同感です。北海道にある唯一の原発は泊原発といいますが、あそこは豪雪地帯なのです。
今回のように氷雪で電線が切れて全電源喪失になったらどうするのかという疑問は以前からあり、先日、北海道電力は、かなり大きな電源車を泊に配備しました。
免震塔も、原発の上の方に作りました。オフサイトセンターも原発から少し遠いところに移動しました。
明らかにシビアアクシデントが起きることを前提としているのです。
そして、電源車、免震塔、オフサイトセンター、どれをとっても、本当にシビアアクシデントが起きた場合、命を顧みないヒーローがいなければ機能しないのです。
この点について北海道電力にメールを送ったところ「事故は起きないように万全を尽くしていますが、万が一の場合は万全の対策で安全を確保したい」と、意味を成さない返事が来ました。
電力会社は、まだまだ数兆円にのぼる資産を持っていますから、マスメディアを掌で弄んでいますね。TVと新聞を読まないというのは、確かに良い教訓です(笑)
何重もの対策が必要になるのは、事故が起きると制御出来ないくらい危険が大きいからで、、、
メールの最後が願望になっているので、いわゆる、行間を読んで諦めろ、という奴でしょうかね。( ;゙゚’ω゚’)
まったくです。これがフクシマ前なら、絶対安全です、という回答がきたのでしょうが、今や、事故は想定しなければならないということなのでしょう。
福島第一原発の建屋は、青い空に白い雲のペイントが施されていました。のどかな田園風景で、絶対安全をアピールをしていたのでしょうね。