昨日、十勝は大雪だった。惰眠を貪り、映画三昧で、ようやく6時頃になって除雪を始める。雪をよけなければ車が出ない。
相変わらず、喪中を書く気力に欠け、できたことといえば、12月の勤務報告を送信することくらい。
観た映画も下らなかった。
雪かきを始めたのは、他でもない、選挙のためだ。
当初、6時に出発して、投票会場である小学校へ到着する予定だったが、8時までに行けばよいと堕落し、ついつい遅くなった。
私の気持ちを分かっていただくため、北海道第××区の立候補者を紹介しよう。
(1)○×△&子(当選)
3年前だったか、突然死した中○自○党代議士の未亡人。美熟女という点では全国ナンバーワンだが、他には何も無い。当然、自○党。
(2)*%#裕(比例で当選)
○沢の元秘書で、陸山○事件により執行猶予付き有罪判決を受けた元民○党員。今回は、親分が元有罪議員の新党○地から鞍替え立候補。政策不明。
(3)!)(&紫(当然落選)
毎回ほぼ全ての小選挙区に候補者を立てる日本共○党。金太郎飴の政策はあるらしいが、共に未来を語ることができないという点ははっきりしている。
これで、食欲がわかない日に夕食へご招待された者のリラクタンスは明らかだろう。
除雪した時の服装そのままで(阪神のキャップ、スタジャン、ジーンズ、長靴)投票所へ。たかが選挙くらいで、おめかしした紳士淑女が集う。
普通選挙、平等選挙、直接選挙というところまでは良いが、もうひとつ、秘密選挙という原則は一体どうなっているのだ?
何人も係員がいて、後ろから丸見え。暇だし、何人もの選挙人が投票用紙に候補者の名前を書くわけだから、鉛筆の音で何画の漢字を書いたかということくらい筒抜けだ。
この点は、今回の選挙では非常に重要だった。なぜなら、私は白票を投じたからだ。一画も書かないのだ。
多党乱立のめちゃくちゃな選挙、どうしようもない候補者、報道機関の事前調査で自民党の圧勝が分かりきっている。有権者の半分くらいしか投票しない選挙。
白票を投じよう!なんてことを書いた人より愚かではなかったが、バカの一人であることに間違いない。
比例は、政党の存続が危うい某党を選んだ。
最高裁判事の国民審査では、判例をもとに審査させていただいた。これも、白票を投じるに等しい。未だかつて、国民審査で罷免された判事はいない。
最高裁判所のサイトでは、国民審査の結果をまだ発表していない。開票が終わっていないのだろう。
さて、早速「3分の2」という言葉が飛び交う。
日本国憲法第96条では、衆院議員と参院議員、それぞれの3分の2以上の議員の賛成で憲法改正の発議ができる。衆議院の優越は無く、必ず、両院で3分の2以上の賛成が必要だ。
憲法改正の発議が何故3分の2なのか?それは、結局、過半数と同じで、早く結論を出すためである。多数決の原理で処理するからである。
まあ、国会議員の3分の2なら仕方ないだろう。だが、憲法改正の発議が実際に憲法の改正となるには、その後、国民投票で過半数の賛成を得なければならない。
国会議員が3分の2、国民投票が過半数。どうしてだろう?極端な話、半分の国民が賛成、半分が反対という状態で、一人でも賛成が多ければ、憲法が改正されてしまう。
各社の世論調査を見ると、憲法改正が必要と回答した人は、必要ないという回答者数を大幅に上回る。
特に、第9条を改正すべしという人は圧倒的多数。
一方、憲法改正論者のうち、集団的自衛権を行使すべきと答えた人は、不要と回答した人を下回る。何のための9条改憲なのか分かっていない人が多い。
どうでしょうね、96条を改憲して、議会でも3分の2、国民投票でも3分の2以上の賛成が改憲に必要とすれば、恐らく、集団的自衛権の行使までは認められないのではないでしょうか(笑)
憲法も含めた全ての法は政治の侍女ですから、結局、国内問題から目を逸らさせる国防問題に国民が引っ張られるかどうかの問題です。
電力会社は喜んでいるかな。私にとっては、骨折り損の総選挙でした。
相変わらず、喪中を書く気力に欠け、できたことといえば、12月の勤務報告を送信することくらい。
観た映画も下らなかった。
雪かきを始めたのは、他でもない、選挙のためだ。
当初、6時に出発して、投票会場である小学校へ到着する予定だったが、8時までに行けばよいと堕落し、ついつい遅くなった。
私の気持ちを分かっていただくため、北海道第××区の立候補者を紹介しよう。
(1)○×△&子(当選)
3年前だったか、突然死した中○自○党代議士の未亡人。美熟女という点では全国ナンバーワンだが、他には何も無い。当然、自○党。
(2)*%#裕(比例で当選)
○沢の元秘書で、陸山○事件により執行猶予付き有罪判決を受けた元民○党員。今回は、親分が元有罪議員の新党○地から鞍替え立候補。政策不明。
(3)!)(&紫(当然落選)
毎回ほぼ全ての小選挙区に候補者を立てる日本共○党。金太郎飴の政策はあるらしいが、共に未来を語ることができないという点ははっきりしている。
これで、食欲がわかない日に夕食へご招待された者のリラクタンスは明らかだろう。
除雪した時の服装そのままで(阪神のキャップ、スタジャン、ジーンズ、長靴)投票所へ。たかが選挙くらいで、おめかしした紳士淑女が集う。
普通選挙、平等選挙、直接選挙というところまでは良いが、もうひとつ、秘密選挙という原則は一体どうなっているのだ?
何人も係員がいて、後ろから丸見え。暇だし、何人もの選挙人が投票用紙に候補者の名前を書くわけだから、鉛筆の音で何画の漢字を書いたかということくらい筒抜けだ。
この点は、今回の選挙では非常に重要だった。なぜなら、私は白票を投じたからだ。一画も書かないのだ。
多党乱立のめちゃくちゃな選挙、どうしようもない候補者、報道機関の事前調査で自民党の圧勝が分かりきっている。有権者の半分くらいしか投票しない選挙。
白票を投じよう!なんてことを書いた人より愚かではなかったが、バカの一人であることに間違いない。
比例は、政党の存続が危うい某党を選んだ。
最高裁判事の国民審査では、判例をもとに審査させていただいた。これも、白票を投じるに等しい。未だかつて、国民審査で罷免された判事はいない。
最高裁判所のサイトでは、国民審査の結果をまだ発表していない。開票が終わっていないのだろう。
さて、早速「3分の2」という言葉が飛び交う。
日本国憲法第96条では、衆院議員と参院議員、それぞれの3分の2以上の議員の賛成で憲法改正の発議ができる。衆議院の優越は無く、必ず、両院で3分の2以上の賛成が必要だ。
憲法改正の発議が何故3分の2なのか?それは、結局、過半数と同じで、早く結論を出すためである。多数決の原理で処理するからである。
まあ、国会議員の3分の2なら仕方ないだろう。だが、憲法改正の発議が実際に憲法の改正となるには、その後、国民投票で過半数の賛成を得なければならない。
国会議員が3分の2、国民投票が過半数。どうしてだろう?極端な話、半分の国民が賛成、半分が反対という状態で、一人でも賛成が多ければ、憲法が改正されてしまう。
各社の世論調査を見ると、憲法改正が必要と回答した人は、必要ないという回答者数を大幅に上回る。
特に、第9条を改正すべしという人は圧倒的多数。
一方、憲法改正論者のうち、集団的自衛権を行使すべきと答えた人は、不要と回答した人を下回る。何のための9条改憲なのか分かっていない人が多い。
どうでしょうね、96条を改憲して、議会でも3分の2、国民投票でも3分の2以上の賛成が改憲に必要とすれば、恐らく、集団的自衛権の行使までは認められないのではないでしょうか(笑)
憲法も含めた全ての法は政治の侍女ですから、結局、国内問題から目を逸らさせる国防問題に国民が引っ張られるかどうかの問題です。
電力会社は喜んでいるかな。私にとっては、骨折り損の総選挙でした。
コメント
>明らかだろう。
ご心中お察し申し上げます。
私の住んでいる市が属する埼玉n区では、
自民、未来、維新、民主、共産の候補者がいました。
自民の候補者は、私の住んでいる市にあるゴルフ練習場の経営者でした。
前回の衆院選後、わりと早い時期に埼玉n区の自民党支部長に公募で採用され、
自民党支持層はもちろんのこと、埼玉n区には結構いるSGの信者からの支持を、
結構長い時間をかけて取り付けてきましたので、
N*Kの開票速報では午後8:02時点で当確が出ていました。
未来の候補者は、暴力団に食いつぶされたあのH相互銀行の創業者の
弟の娘で「小沢チルドレン」の1人でもあるので、
「脱原発」と言っても信用しにくかったのですが、
何とか比例で復活当選できました。
維新の候補者は、聞いたことのない落下傘候補でしたが、
なんと約44000票も取ったとそうです。
民主の候補者は、参議院議員の経験もあるので、
私は我慢して彼女に投票しましたが、
全国的な民主大惨敗のあおりをもろに食らい、
比例復活すらできませんでした。
共産の候補者は、前回・前々回の衆院選でも立候補していた女性です。
私は何となく共産党の「前衛意識」が気に入らなくて、
今回も投票する気持ちが湧いてきませんでした。
>比例は、政党の存続が危うい某党を選んだ。
実は私もそうなのです。本当にあの政党は存亡の崖っぷちに
立たされてしまいました。お金があれば私があの政党に入って、
再建のために尽力したいところです。
そうですか。お互い、選挙区と候補者では恵まれていませんでした
ね。死票とは残念です。
調べてみると、今回の総選挙で、無効票は204万もあり、全票数
の3.31%にのぼります。過去10年間でワーストです。白票もかなり
あったのでしょう。
日本○産党は党綱領を変更し「前衛」政党であることを止めたはず。
しかし、今も科学的社会主義を目指されているそうで「科学」という
言葉がお好き。
30年前までは、原子力を新しい科学技術と仰ぎ「平和」目的の利用
に大賛成でした。共○党のシンパは20年くらい前でも原子力推進を堂
々と唱えていました。
40年前に脱原発を目指さなかった点で、完全に無能な政党です。
比例で、結党以来、一貫して原発反対である某政党を選ばれたとは偶
然ですね。続々とスター議員が離党するのはどうしてなんでしょうね?
私は、日本でも緑の党的な政党が議席を獲得することを望んでいます。