はい、すみません、まだオークションは続けています。

で、昨日、10年位前のプレ○バックという雑誌が届きました。勿論、酒井和歌子さんのグラビアが目当てです。

ページをパラパラとめくっておりますと、浅田次郎さんのエッセイが載っており、この方、カジノと競馬を楽しまれるとか。

日本ペンクラブの会長様ですが、私は、この方の作品は、とんと読んでいません。テレビで拝見して、余りの世渡り上手と見て取ったからです。

さて、この方のギャンブラーの鉄則として、何にでも手を出すな、一つか二つのギャンブルの達人になれ、と。

ギャンブルをするときは、使えるだけの金しかもって行くな、と。負けても、のめりこまずに、ちょっと悔しがって止めておけと。

そして、歩け、と。競馬場ならかなり歩くことになる、カジノだって、一回りすればかなり歩いている、と。いずれ、このことは万歩計で証明したい、と。

お利口さんなギャンブラーになれ、ヘルシーなギャンブルをやれ、ということですね。

私なぞ、オークションは酒井和歌子さん一本だし、それなりに道は究めたと思っているので合格。

予算も一応は勘定してあり、それ以上で競り落とすことはまずない。これも合格と。

最後の、歩く、ですが、ネットオークションで歩く人なんて・・・。ウオーキングマシンに乗りながら競るという人でもいれば別ですが、私は不合格。

浅田氏曰く、ギャンブルをしない人間はスパイスの効いていない肉、とのことだ。

しかしね、ギャンブルの醍醐味は、そういうケチ臭いお利口さんの道楽なんかにゃ無い。やるなら人生ぶち壊すくらいのことをやってもらわねば、面白くない。

『賭博者』を書いたドストエフスキーに言わせれば、そういうサラリーマン的ギャンブルは、ユダヤ人のような鉄の自制心さえもっていれば簡単だ。

儲けるだけ儲けて、負けそうになれば、とっとと引き上げる。ああ、くだらない。身包み剥がれるまでやれよ!

人間の弱さが血を吹くまでドスドスに刺されて初めてギャンブルなんだよな。

少なくとも私はそういうギャンブル作品しか読まない。この手のギャンブル本はスパイシーですよ、激辛ですから注意しましょうね。


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