叔母の母親が92歳で亡くなった。1度か2度見かけたことがある。

その方の長男のお嫁さんが共働きで、もう10年くらい前に施設へ預けられたまま逝った。

そのお嫁さん、資産家の娘なのだが、市役所勤務を辞めず、介護ということはしなかった。

私だって実の母親の介護なんて難しいし、彼女を非難しているわけでは毛頭無い。何も悪くはない。

かなりの痴呆が入っていて、医者と称する架空の人物の妻であると思い込み、娘が来ても、誰だか分からなかったという。

ただ、医者と結婚して子をもうけ、いかに楽しい人生を歩んできたか、創作の人生談を誰にでも話していたそうだ。

聞けば、長男の嫁は、このたび亡くなった(彼女にとって)義母が同居していたまだ新しい家を解体し、退職金で不夜城のごときブランニュー邸を新築。

それも人それぞれだし、家フェチの人には必要だったのだろう。

とりあえず、関係があるのは私の母までで、私は、明日の通夜にも出ない。母の送迎も伯父叔母夫婦が行う。

私はと言えば、今朝の冷え込みで風邪をひいたらしく、喉が痛んで頭痛がする。

しかし、今日の授業を休むわけにもいかず、これから風呂に入り、通勤途中で薬局に寄る予定だ。

人生、長生きした方がいいのか、惜しまれて早く散った方がよいのか。しかし、こればかりは自分で選ぶことはできない。

この世に生をあずかるのも他人任せ(後に肉親となるのだが)。人生って何なんだろうと考え始めると哲学や宗教のご登場となる。


コメント

nophoto
クレーマー&クレーマー
2013年3月24日10:15

>人生、長生きした方がいいのか、惜しまれて早く散った方がよいのか。

同感です。

lister
2013年3月24日13:53

☆クレーマー&クレーマーさん

この問題、困りますよね。自分ではどうしようもないですから。

lister
2013年3月24日13:56

自己コメントです。

この駄文、介護をお嫁さんに押し付けており、不快な思いをされた方が多いと思います。削除するのも一手ですが、不甲斐なさをそのまま残すのも正直かと思い、加筆してここに留めます。

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