お前は社会のダニだ、なんて、よく使われるフレーズだ。

ダニからの感染で死亡者も、と騒がれている。

死亡に至った方にはお気の毒というほかない。

しかし、日本でダニのいない家は無いだろう。木造で畳張りの家の時、ダニの数は夥しかった。

鉄筋コンクリートになり、やや減ったが、それでも、寝具、カーペットは言うに及ばず、家の隅々にダニはいる。

中には、ゴミを食べるダニもいる。ある本で、家のゴミ、ほこりの3分の1は、人体最大の臓器である皮膚から出ると知った。

人間、生きている以上、新陳代謝を行い、古い皮膚は剥がれ落ちる。フケなんかもそうだ。

それをダニが食べて、糞になり、乾燥するとパーティクル(微細粒だったけ?)になって空中を浮遊する。PM2.5の比ではない。

いわゆるダストアレルギーの原因の一つがこのパーティクルだろう。

一言にダニといっても、次々に新種が見つかり、まだ人間が知らないダニもたくさんいる。

私は、ダニは人体の一部であると思う。共存するしか方法はない。ダニが一匹もいない環境をつくるというのはファンタジーだ。

ある時、布団屋がやってきて、おたくの布団のダニをチェックしてよろしいですか?ときた。うようよいますよ、新しい布団に取り替えませんか?と。

布団を取り替えたって、部屋の環境(温度とか湿度とか)が変わらない以上、また新たなダニ君がやってくるだけである。

布団屋にはお帰り願った。そんなミクロの世界まで征服しようという人間の強欲さには呆れる。

先ほど、車検で車をディーラーに預けてきた。明日の夕方には車検終了とのことだ。

今日は、5時から2人ほど教える。代車は私のより排気量が大きく、すこぶるパワーがある。ちょっと踏むだけで、凄い加速だ。

愛車も18年乗っている。いろいろガタがきているだろうが、車検にひっかからないよう祈るのみである。

コメント

ミハーハハ
2013年3月27日9:06

清潔すぎる環境が花粉症やさまざまなアレルギーを作ったといわれますよね。
愛車は18ねんですか。やるなぁ、私は17年で手放しました。listerさんこだわりのマニュアル車本当に少なくなりました。スポーツカーと軽トラぐらいですものね。私もマニュアルだいすきですよ。

lister
2013年3月27日18:37

☆ミハーハハさん

そうですね、無菌状態に近づけば近づくほどアレルギー源は多くなるでしょう。ま、ダニとも相互依存、ついでに、社会のダニにもそれなりの役割があると。

今しがた車検の終わった愛車を引き取ってきたところです。あちらこちら部品を交換されて、しかも、エンジン周りが多かったということは寿命でしょうかね。

代車もマニュアルで、ディーラーも神経つかっていました。噂によると最近マニュアル車が人気とか。

やはりマニュアルギアシフトの良さが分かってきたのでしょう。私は何年になっても愛車を手放しません。この世に交換できるパーツがある限り。

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