スリ

2013年6月22日 日常 コメント (2)
1日が始まったのは午後からでした。今日は休みだから、一歩も外に出ないという一点を心掛けようと。

で、外出はしなかったものの、予想もしなかった仕事の話が入り、また生徒が1人増えてしまった。休日は携帯切っておきましょうか(怒怒)

色々読んだり、観たりしていましたが、どうも調子が狂いました。

気持を切り替えて、1969年東宝映画『大日本スリ集団』を観ることに。

無論、酒井和歌子さんが出演されています。妻子ある男性と別れてブラジルに移住する女性を演じていました。

1969年、まだブラジル移住をする日本人がいたのですね。驚きました。

で、テーマはスリです。私、これまで3度ほどスリに遭いまして、2回目は、まだ東ベルリンがあった頃、電車の中でウエストポーチから。

クレジットカードもプラハまでの電車のチケットもスラれて、がっかりしたことを覚えています。

もう1箇所に現金を隠しておいたので、何とか助かりましたが、ウィーンでクレジットカードを再発行してもらうまで飲まず食わず。

帰国すると、香港から盗まれた財布とカードが郵送されていて、そのスリは香港まで旅をしていたことが判明!何で実家の住所が分かったかな?

あ、1回目がまだでした。初めてスリに遭ったのは、ヒースロー空港でした。

留学の帰りで、友人とストーンサークルを見に行こうということになっていました。

今考えると、何と無防備な!と反省させられますが、残っていたスウェーデンクローネを全部ポンドに替えたものをジーンズの後ろポケットに収めていました。

盗んでくださいと言っているようなものです。

そして、小脇に抱えていた小さなバッグもバッグごと盗まれ、その中にクレジットカードを含む全財産が。

バッグを取られたのに気付かぬ間抜けさ。自分に腹が立ちました。1ポンド硬貨が何枚かかろうじて残っていました。

どうしよう、友人に迎えに来てもらおうか、でも一応、lost & foundに寄ってみようと考えたのが正解。

落し物として、私のバッグがありました!やった~!と糠喜び。現金は全部盗まれていました。

しかし、ポリシーのあるスリで、盗んだのは現金のみ。クレジットカードやトラベラーズチェックは残しておいてくれました。紳士の国か?

落し物センターで、そのバッグを拾ってくれた人にお礼を書きなさいと言われ、こいつ犯人じゃないの?と思いながらサンキューと。

帰国すると、その発見者からお礼状のお礼状が届きました。さすがイギリス。

遅くなりました。3回目です。3回もスラれるというのは、やはり私が無用心ということになりましょう。

それは、アラスカのユースホステルで起こりました。ジーンズの横のポケットに入れておいた5ドルとロッカーの鍵を眠っている間にスラれました。

残りの全財産は、脚に巻きつけるタイプの財布に入れておいたため、無傷。

フロントで、ま、5ドルで被害届けは出さないが、私のスーツケースが入っているロッカーを開けてもらわなければ帰国できませんと泣きつきました。

普通、マスターキーを持っているんだろうと信じていましたが、フロントの女の子がハンマー片手に現れた時は度肝を抜かれました。

結局、そのハンマーと取っ手でスーツケースが入っているコインロッカーを破壊してくれました。ヤンキー娘のやることはスゴい!と目を白黒。

スーツケースには飛行機のチケットが入っており、今こうして日本に住んでいるのは、そのお陰なわけです。




コメント

nassie
2013年6月22日22:07

私はパリから帰る日。真夜中のフライトだったので、最後にもう一度ルーブルにと行った帰りのメトロで。見事なもんです。気づかない内にやられてました(乗客に教えられ初めて気付くほどのぼんくら)。
現金は殆どなくてクレジットカードだけでしたし、ボロの財布が保険で新品になりましたが、カードをストップするのに、子供たちは夕飯をじっと我慢させられ、ピーピーと『母ちゃん。ひもじいよお』と泣きわめいたそうで、かみさんから散々愚痴られました。

lister
2013年6月23日16:49

☆nassieさん

それはご同情申し上げます。日本のスリは器用でヨーロッパのスリは不器用という幻想を見事に打ち破られますよね。

子連れでスリに遭われるとは大変でしたでしょう。私は自分のひもじさを我慢すればよかったのですが、ご家族では・・・食べ物の恨みは怖いですね(笑)

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

日記内を検索