水難

2013年7月31日 日常
もう異常気象というのは死語で、異常が普通になった。そりゃ人間が自然環境を変えてきたわけだから当たり前だ。

この度の水難の犠牲者には哀悼の意を捧げたい。

こういうニュースを聞くと、私には思い出すことがある。

この団地には小川と呼んでよいほど小さな川がある。しかし、3~4歳の子供にとっては立派な一級河川だ。そこで悲劇は起きた。

ある暑い日、年端も行かぬ子供二人がその川で水遊びをしていた。ところが、一人だけ溺れてしまい、結局、命を失った。

誰も現場を見ていないのだから、どうして一人だけ溺死したのかなんて分かるはずもない。

しかし、子供を失った親は、生き残った子が自分の子を川に落としたのだと言い始めた。

それがエスカレートして、とうとう、生き残った子の一家は団地を去り、引越しすることを余儀なくされた。

現場を見ていたと言えば、その小さな生存者だけだ。今、どうしているだろう。理由はどうあれ、友達が溺れる姿をみて、助けを求めたのだ。

幼い子供にとって、それは、私達が思う以上に悲劇であり、トラウマになっているかも知れない。

誰かのせいにしたい気持ちは分かるが、何の根拠もなく、その幼い女の子が友達を川に突き落としたと決め付けるのはいけなかっただろう。

亡くなった子と親には同情するが、幼くして容疑をかけられた女の子が立派な大人になっていることを願わずにはいられない。

今日は2人。昨日は休みで、傷だらけの天使を3本ほど観た。

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