6時半起床。8時半までいびきをかきながら二度寝。やおらグリーンの散歩をする。今のところ、運動というのは、猫との散歩だけ。

2時より看護学校を受ける生徒を教える。看護学校は専願制のところが多く、合格したら必ずその学校に入学すると一筆書かせられる。

違反すると、入学金は返還しないというペナルティーを受ける。その娘の場合、60万円近くになる。

大学と同じで、オープンキャンパスというのがあり、その娘は3箇所くらいの看護学校を訪ねた。

すると、キャンパスの雰囲気というのが実際に分かり、華やかで設備の整った所が好きになって、地味かつ小さな看護学校を敬遠するようになった。

11月までは社会人枠で小論文と国語(現代文のみ)のみを課す看護学校を受験するという戦略だ。

しかし、敬遠している学校の合格発表の日が、本当に行きたい学校の受験日の1日前ということが発覚。

気持ち的には、どうしても第一志望の学校に入りたい。だが、受かった学校を蹴るだけの勇気はない。そもそも敬遠している学校に合格するという保証もない。

こういう場合、一番先に合格を決めてくれた学校に入学するというのが鉄則だ。

社会人枠というのは狭く、定員の10%くらいだ。11月まで社会人入試を狙うというのは、ただでさえ博打に近い。

種の落ちたところで花を咲かせなさい、という言葉がある。確か聖書の一節だったと思う。

看護学校はどこでもいい。問題は、そこでしっかり勉強して看護師の国家試験に合格することだ、と述べた。

この言葉は何にでも当てはまる。私は日本人として生まれた。種が日本という国に落ちたからだ。

研究をするにしろ、仕事をするにしろ、やはりメジャーなのは欧米諸国だ。特にアメリカのスタイルは、まだ、ワールドスタンダードだ。

色々あって、今、北海道の十勝というところに住んでいるし、終の棲家はここになりそうだ。

種はこの片田舎に落ちたというわけだ。花を咲かせようとは思わないが、最近、目標ができた。

それは、低所得世帯の子供が無料で学べるフリースクールを、ここ十勝に設立することだ。NPO法人として。

クリアしなければならないことは多いが、所得に関係なく、平等に教育を受けられるシステムが今ここで求められていると思う。

2年後くらいには今の仕事を辞めるので、そろそろ準備にかかろうと思う。ボランティアで教えてくれる先生たちは見つかるだろうか。

不安もあるが、とても楽しみな今日この頃。




コメント

loving-c.
loving-c.
2013年9月29日18:39

>低所得世帯の子供が無料で学べるフリースクールを、ここ十勝に設立することだ。
>NPO法人として。
素晴らしいお考えです。実現することを切に希望します。
十勝にできれば、遠からず全国にできるでしょう。

>クリアしなければならないことは多いが、所得に関係なく、
>平等に教育を受けられるシステムが今ここで求められていると思う。
同感です。

lister
2013年9月30日6:41

☆loving-c.さん

両親の所得と子供の学歴の高さが比例することは度々指摘されています。

塾に勤めている時、授業料が支払えず、やめていった子がいました。私にとっては、この経験がフリースクール設立の直接の動機となりました。

これから全国のフリースクールに連絡を取り、運営システムや問題について学びたいと思います。

そして、いつの日か、これからフリースクールを立ち上げる人にアドバイスできるような経験が積めればと欲張っています。

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

日記内を検索