テストシーズン。どうにもならない生徒はどうにもならない。親だけが焦って、子供は宿題もしない、というパターンは最悪で、結構多い。

どうにかしてくださいと言われても、私は週に2~3時間教えるのが精一杯で、他の日の24時間をどう使うかは生徒次第。

本当にどうにかして欲しいというなら、毎日教えさせてください。目標を生徒自身と共有してください。

思わず本音を吐いてしまったが、やらない生徒は伸びない。11月は憂鬱な月だ。

そういう生徒は様々な問題を抱えている。親の離婚、親がビジネスをしていて、子供と接する時間がほとんどない、学校でイジメを受けている、ゲームが唯一の楽しみで中毒症状、などなど、私は何もしてあげられない。

無責任、無能な親が多すぎる。そういうのに限ってクレームをつけてくる。一発お見舞いしたくなるが、ぐっと抑え、頭を下げる。

てな毎日です。金さえあれば塾にも行かせられるし、家庭教師もつけることができる。ここに間違いがある。

フリースクールのリサーチはさっぱり進んでいないが、生活困窮のため、学校以外、学ぶことができない、でも学びたいという生徒を相手にしたい。

そういえば、アメリカの駐日大使に決まったキャロライン・ケネディーが皇居まで馬車のパレードをして、多くの可哀想な日本人が歓迎したとか。

信任状捧呈式ねぇ。テロ対策があったのだろう。四方を囲まれた馬車で、彼女を見ることができた人は少ないだろう。

これはアメリカが本格的に日本を無視し始めたことを象徴している。何の役にも立たない美熟女を大使として送り込んでくるとは。

キャロラインは保育園から大学受験までを、Convent of the Sacred Heart(幼稚園の授業料年間400万円超)、Brearley(一学年の授業料は390万円)、Concord Academy(典型的なプレップスクールで、寮生だと授業料は年500万円超)で過ごした。多額の寄付金もしているだろう。

Convent of the Sacred Heart
http://www.cshnyc.org/
Brearley
http://www.brearley.org/home/index.aspx
Concord Academy
http://www.concordacademy.org/index.aspx

金と地位を極めたセレブの師弟が学ぶ学校だ。名門女子大のラドクリフ大学(現在、ハーバード大学に統合されている)へ。メトロポリタン美術館勤務の後、コロンビア大学のロースクール卒業。

その後、ケネディー記念図書館館長、ハーバード大学ケネディースクールの顧問などを務める。

つまり、給料をもらう仕事をしたことがないのである。アメリカのロイヤルファミリーここにありという感がしてならない。結婚後もケネディー姓を名乗る。

駐日大使の年俸は1800万円ほど。多分、全く気にしていないであろう。個人資産は100億円以上と報道される。

貧乏人の僻みになるので、これ以上は控える。日本人はなめられている。そして、そのような振る舞いしかしていない。

だが、私は、彼女のセレブNYイングリッシュに悩殺されるのであった。

今日は1人教えて終わり。

コメント

ミハーハハ
2013年11月22日9:15

伸びない生徒、わが家の受験生、もかな。塾にはまじめに行きますが、朝課外欠席、遅刻多く、いつも不機嫌です。あーあー、いたって平凡な普通の家族でゲーム好きだけど中毒とまではいかない、ただ勉強の習慣が三年間で全くなくなっちゃったことが原因でしょうか?

私の住む区にもフリースクールができましたよ。

lister
2013年11月22日16:11

☆ミハーハハさん

私自身、浪人中の予備校をドロップアウトした人間なので(笑)、ご子息のお気持ち、よく分かります。

そうですね、フリースクールはあちこちにできています。ここにもあることはあるのですが、イジメによる登校拒否など、経済的な理由ではない生徒が集っています。う~む、どうしものか。どちらの生徒も救済されるべきなのですが。

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