一応、裏道には雪が残っている。ほとんどが氷と化しているが。ということは、まんざらホワイトクリスマスでないことはない。

理屈っぽい(笑)まだまだ先だと思っていたクリスマスがやって来たのである。

シュトーレンという手もあったが、私は、あの糖衣が気になって食べられない。だから、これから風呂に入り、皮膚科へ行って、その帰り、○トールでケーキを受け取る。

とは言っても、今日は仕事で、教会へは行けない。平日のクリスマスイブなので、そんなに多くの人も訪れないだろう。

クリスマス、正月とめでたい日が続くだろうから、すっかり気が大きくなって、オークションで競り落とした商品が部屋のあちらこちらに散らかっている。

興味の無い人にとってはただの紙くず。でも、私にとっては宝。これら酒井和歌子さんグッズが自分に対するクリスマスプレゼント。

さて、お隣さんはいつも夜が遅く、起床も7時とか8時だが、今日は、6時頃、部屋の明かりがついていた。

どうしたのだろうと思ったら、子供の声が聞こえて、はしゃいでいる。そう、今日は子供が早起きして、プレゼントを見つけたのだ。

私の親も、うまかった。私が寝静まってから、こっそりと靴下に入ったプレゼントを枕元に置いてくれていた。

幸い、その家には煙突があったので、私と妹は、疑いもせず、サンタさんが置いていってくれたのだと信じていた。

何歳ころまでそう信じていたのかは忘れたが、プレゼントに関して、忘れられない思い出がある。

年端もいかぬ時にクリスマスでもらった犬のぬいぐるみが私の友達で、ボロボロになるまで大事にしていた。

化粧なんかもしてあげていたので、大人からみると、非常に汚い状態になっていたのだろう。

「どれ、貸しな」と母親が言って、それをストーブ(当時は薪ストーブでした)に放り込んだのでした。

私は、燃えて段々黒くなっていくぬいぐるみを見、わんわんと泣いたのでした。母親を叩きながら。大人って勝手だと。

しばらくしてからでしょうか、私は本物の子犬を拾ってきました。コロと名づけ、どうしても飼って欲しいと泣き叫んだのです。

ぬいぐるみのことで後悔していたのか、母親は「いいよ」と言ってくれました。

どれほど嬉しかったことか。そのコロは長生きをして、私が大学生の時、老衰で息をひきとりました。

私のよき友でした。私が生前最後に帰省した時、コロは白内障で目も見えませんでしたが、匂いで私と分かったのでしょう、私の懐に入ってきました。

覚えていてくれたんだと涙が出ました。

私の父はコロを庭のどこかに埋葬したはずなのですが、どこだったのか覚えていませんでした。

きっと、コロは庭の木々となって今も生きているでしょう。クリスマスになると、いつも思い出すことです。

今日は1人教えます。帰ったらケーキを食べて、庭に祈りを捧げて、寝ようと思います。

イルカさん、ご返事ありがとうございました。年末のスケジュールを送ったので、是非是非、お会いしましょう。

追加

先ほどから雪が降ってきました。本当のホワイトクリスマスです!

コメント

アミ
2013年12月24日15:43

コロちゃん!
お幸せでした。
我が家の残された3匹の猫も、老いました。
彼らのことを考えると・・・。
涙がこぼれます。

lister
2013年12月24日15:49

☆アミさん

ありがとうございます。

グリーンもやがて老いるでしょう。悔いが無いように大切にしたいと思います。

アミさんは立派に猫と向き合っておられると思いますよ。

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