爆発するガス管

2014年2月25日 日常
快晴。しかも暖かい。雪はきっちりと残っているので残照がきつい。日焼け止めを塗らなくては。

ここには○ICA(国際協力機構)の支部があり、車を運転していると、明らかに外国人と分かる人々が歩いている。

着太りするほど、これでもかというほど厚着をした彼ら彼女らは、見るもの見るものが珍しそうにきょろきょろしながら歩いている。

「先進国」日本から学びなさいというプログラムに「途上国」からの参加者が集う○ICA。

冬季オリンピックというのは、いわゆる先進国の選手が競う大会だ。雪が降り氷が張る特殊な国々の祭典だ。

ただ走る、跳ぶ、というのはダメで、道具を使い、雪や氷の表面を摩擦熱で融かして滑る競技となる。

そして、ここは、日本の裏庭というわけだ。一応、何でもあるし、無ければネットで注文できる。

では、社会資本はどうなっているだろう?私の住む地域の水道管には、ひどい場合、土管(まさに、土を焼いて作った土器である)が使われている。

金属製の水道管と違って、劣化が激しく、水圧に耐えられなくなると、ひびが入ったり、割れたりする。

所々、補修工事が行われ、金属製に取り替えたりしているが、基本は土器だ。いずれ、大改修をしなければならないが、そんな予算が市にあるのか疑問。

先進国の先頭、アメリカでは、劣化したガス管からガスが漏れ、引火して爆発するという事故が各州で起きている。

アメリカ全体のガス管を取り替えると、地球何周分になるだろうか?そして、そんな予算はあるのだろうか?

○ICAの彼ら彼女らの国では、舗装も、下水管も、ガス管もこれからという場合が多い。インフラの整備をこれから始めるのだ。

いいなぁ。これからの国。高い成長率、豊富な若年世代。

祭りは終わった後が良いなんていう文化がこの国にはあるが、私は、花見は花の咲きほこっている時が良い。

多分、○ICAの研修生だと思うが、飛行場からのバスが最後に停まるバス停から、何キロもある○ICAへトランクケースを引きずりながら長い坂を上っている。

タクシーも拾わず、ただ歩く。そんな時代がかつて日本にもあったのではないか。今ではバックパッカーしかやらないな。

さて、これからサラリーを引き出しに銀行だ。その後は買い物。インフルのおかげで、冷蔵庫の中は空っぽ。

その後、1人教える。




コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

日記内を検索