人間関係もない、失う物も無い、命も惜しくはない、という人々をネットスラングで「無敵の人」と呼ぶそうだ。

いわゆる「黒子のバスケ事件」は、こうした「無敵の人」によって引き起こされた。

誰も殺されていないので死刑は無いが、渡邊被告は、釈放されたらすぐに自殺すると宣言している。

篠田博之さんが、渡邊被告の読み上げた冒頭意見陳述を全文公開している。戦慄の内容だ。

http://bylines.news.yahoo.co.jp/shinodahiroyuki/20140315-00033576/

今の日本、無敵の人はどんどん生産されている。こういう人々に対する刑罰や死刑判決がいかなる意味を持つのか考えさせられる。

明日、初めての生徒さんが1人。

コメント

zalad
2014年4月13日20:31

僕のブログの方でも申し上げましたが、相互リンクありがとうございます。

リンク先の全文を読んで考えさせられる部分は多くありましたが、まず最初に思ったのがこの人の文章力の高さです。
きっと多く読書された方だったのでしょう。

無敵の人は今の現代社会の産物、或いはその被害者とも言えるものではないかと思います。
こうした人が渡邊被告と同じように数多くの事件を起こすとするなら、早く対処しないといけないんですが、どうしていけばいいんでしょうね…。

offpiste
2014年4月14日7:10

ちょくちょく拝見させて頂いておりましたが相互リンクさせて頂きました。
どうぞよろしくお願いします。

lister
2014年4月14日13:43

☆zaladさん

相互リンクをしていただきありがとうございます。

はい、この冒頭陳述を読まれた方の多くが、渡邊被告の文章力の高さを賞賛しています。美文の上、この人にしか書けない内容でもありました。

渡邊被告の場合、この犯罪を「人生格差犯罪」と呼んでいますね。今日の日記にも書くつもりですが、この類型の犯罪が出てきています。

幸い、渡邊被告の場合、人命を殺めることはしませんでしたが、死刑になりたいが故に、その理由のためのみに殺人を犯すケースもあります。

また、こうした犯罪に共感し、犯人をヒーロー視する人もいるようです。

私は刑事政策に疎く、どうすれば良いのか、ただ当惑するのみです。アイディアがありましたら教えていただきたいというのが本音です。

lister
2014年4月14日13:45

☆offpisteさん

相互リンクをしていただきありがとうございます。

私もoffpisteさんの日記を読ませていただいています。ひみつ日記が楽しみです。

今後ともよろしくお願いします。

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