快晴。グリーン(愛猫)を散歩させる。暑くもない、寒くもない、快適な季節になった。

あるリベラル派の雑誌を読んでいて、編集長が「沈む日本を愛せますか?」、「どんどん沈む日本をそれでも愛せますか?」というタイトルの本を出版したことをいたく後悔している。

そもそも、こういうタイトルの本は買わないんじゃないか?、肯定的で希望にあふれたメッセージが感じられないからと。

安倍首相の言葉には短くポップなものが多い。だから支持されるとも。

日本人ってそれほどリテラシーが高いのですか?最も支持した政治メッセージは「国民所得倍増計画」くらいじゃないですか?

収入の上がりそうなメッセージを発する安倍首相に期待しているだけではないでしょうか?目の前のニンジンが一番大切です。

これに反して、アンケートや世論調査では、9条改正に反対の国民が多いので、解釈改憲をし、集団的自衛権を認めようとしている。

脱原発の世論の方が強いので、未だに原発を再稼動しないでいる。現在の日本では、原発が一基も稼動していないのであり、脱原発が実現している。

夏の電力需給見通しでも、電力不足になる可能性はゼロ。いくつかの電力会社が東電から3%程度の電力融通を受けるといっているが、東電救済のためだろう。

秘密保護法に反対する世論の方が強いので、まだ施行していないし、第三者機関を作るなどと言っている。

靖国参拝についても、反対と賛成の意見が拮抗している。このままなら次の参拝は無いだろう。

このような非経済的分野では、どのようなスローガンを掲げようとも、国民は安倍政権を支持しているとは言えない。

保守層からも、安倍政権は経済的分野に集中して欲しいという声が多い。

「沈む日本」いいじゃないですか?もう沈んで久しいヨーロッパで国民は日本より良い暮らしをしていますよ。

ま、だからといって、上述の本を買う気にはなりませんけどね。

これから2人。




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