逸脱

2014年5月9日 日常
曇り。5時に起きたが、9時まで二度寝した。

一昨日より、「阿寒に果つ」のモデルである加清純子さんの魂が乗り移り(笑)、彼女のことばかり考えている。

色々読んだので、書くべきことはどんどん増える。

あかん!と思ったので、先日、オークションで落札した「奇譚クラブ」という雑誌に目を通す。

いわゆる、縛り、吊るしなどで性的興奮を覚える人(スカトロに関する記事もある)の雑誌である。

私は、残念ながら、そういうプレイには興味がないのだが、文字だけで人々を興奮の坩堝に誘うという点に関心を持っている。挿絵はあるが基本は文字。

DVDや写真雑誌が跋扈する今日において、文章だけで人を異次元の世界にトリップさせるとは素晴らしい。

多分、猥褻概念という世界の笑いものに縛られている日本の裁判官も、今日、この雑誌の記述に有罪判決を出そうとは思わないだろうし、検察も起訴しないだろう。

「面白半分」とか邦訳「チャタレイ夫人」にいちゃもんをつけた、お笑いを超えたエンターテイメントたる日本の法概念も、最早、ここまでは立ち入らないというのは興味深い。

ちなみに、私が読んでいるのは1958年発行のものだ。当時は出版するのに結構勇気が要ったのではないかと思う。

これから2人。

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