曇り時々晴れ。暖かい。季節は巡り、とうとう初夏がやってきた。それより、今年がもう半分も過ぎたのだという事実に驚かされる。

昨日の3連ちゃんは意外と楽だった。しかし、試験対策がどうにも計画通り進まない。一人の生徒については完全に失敗した。

どうも本業に専念していない。いや、専念したところで、勉強をしない生徒の成績は上がらない。

勉強の仕方を教えなくてはという人がいる。私は教えている。なのに努力が報われない結果になる。

それはそうと、ワールドカップがブラジルで開かれている。先日、ちらっと触れたが、とんでも面白い国である。

カフェに行って「コーラ、プリーズ」というと、隣の男性に「何でコーラなんだ?」と言われた。

「そうさな、日本でもコーラを飲んでいるからな」と応えた。フッという嘲笑と共に男は消えた。

憎むべきアメリカに飼い慣らされた日本人に対する軽蔑とブラジル人のプライドが合わさった感情なのだろう。

コーラを頼むと隣の人にいちゃもんをつけられるというのはいかにもブラジルだ。

後に、別のブラジル人から「メロンジュースが美味しいよ」と勧められ、実際、飲んでみたら非常に美味で、すっかり虜になった。

リオの海岸に日が沈むころ、私は海辺のカフェでメロンジュースを堪能していた。するとタバコがきれたことに気付いた。

お店の人に「マールボロは無いか?」と訊ねた。すると主人が「この子に2ドル握らせてください」と。

まだ小学校低学年くらいの男の子が手を出しているので、2ドルを与えた。

すると彼は全速力で走り去った。ん?ボラれたのか?とも思ったが、しばらくして、その子が戻ってきて、マールボロを手渡した。

オブリガードとお礼を言うと、再びその子は走り去った。そして二度と戻らなかった。どうやらお釣りが彼の駄賃だったようだ。

考えてみたら、海外では、飲むものも吸うものもアメリカ製品の私だった。世界中どこに行ってもあるから安心だった。

しばらくして暗くなると、売春婦と思しき女性が席という席を埋める。99%黒人だ。私は退散した。

帰る数日前だったか、ガラナも飲んでみたし、ブラジルのタバコも試した。悪くない。ガラナーと後ろの声を上げないと分かってもらえないが。安い。

また、朝に出る小さなカップに注がれたブラジルコーヒーも気に入った。コーヒーのエキスという感じの濃厚さ。いつもおかわりした。

それ以後、外国を旅する時は、その国の物を食べたり飲んだりするようにした。残念ながら、吸う方は20年前に止めてしまったが。コーラも今は飲まない。

今日はこれから2人。




コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

日記内を検索