晴れ。ようやく「梅雨 in 北海道」が終わった。

昨日は国会議員(しかも閣僚)の発言や東京都議会のヤジについて書こうと思っていた。それらについては後半で書こうと思う。

今日、嬉しいサプライズがあったので、それを先に。

実は、今日、北海道警察からハガキが届いた。免許講習の案内だった。私は免許を取って以来、ペーパードライバーだった時を除いて、必ず違反で捕まっていた。

例年、免許講習は違反講習の120分。交通事故のグロい映画を見せられ、下らん話を何度も何度も聞かされてきた。

その度に、適正検査も受け、いつも、ドライバーとして不適格だという結果が出る。

急発進をすることはありますか? ハイ。

前の車を追い抜きたいとよく思いますか? ハイ。

パッシングをすることはありますか? ハイ。

正直なだけだろうと思うが。違うか。

同時に、交通ルールや安全運転についての分厚いマニュアルをもらう。講習の間、暇なので、誤字脱字を探すが、例年、1つないし2つのミスが見つかる。

指摘すると、広辞苑や六法全書を開いて大騒ぎ。警官の天下り先の典型例が○転免許教習所だ。

いつも帰りには、違反講習を受ける人は、毎回、違反講習を受けており、優良講習に移れる人は滅多にいないと釘を刺された。

それが、である。今回は優良講習30分。しかも、免許証の色は金。5年間有効。ゴールド免許だ!

これも全て、パトカーや覆面パトの出そうな所が分かってしまったという一言に尽きる。こういう田舎では点数稼ぎの検挙以外やっていないのである。

そこで、このように優良なドライバーである私が、何故に免許を更新するというだけで3100円ものお金を払わねばならないのかという疑問が浮かぶ。

違反講習が5千円台だったと思うので、優良講習をもっと激安にすれば安全運転をする人が増えるだろうに。ついでに講習を抜くと更に効果大。

教習所では、印紙捌き所というのがあり、そこでは、2人の公務員が収入印紙を売っている。そんなもん自販機にしてはどうなんだろうと思う。

写真を撮るのも写真要員。目がはっきり開いていないという理由で容赦なく撮りなおす。これもプリクラにしたらよいと思う。

こういう下らない人件費を払うのが大変なのか、裏金が足りないのか。彼ら彼女らは、終日、印紙を捌き、写真を撮る。日本の中の北朝鮮。

さて、やはり石原伸晃環境相の「最後は金目でしょ」と東京都議会議員某氏(調査中?)のヤジには触れざるを得ない。

金目については、確かに最後は金で終わるので、プロセスとしては当たっているのだが、何故、そこをことさら強調したかったのか。

「中間所蔵施設」という名称がそもそも間違っており、造るのは核廃棄物の「永久処分施設」なので、石原氏がキンキンしている理由は明らかなのだが。

しかし何故「金」ではなく「金目」(かねめ)という言葉を使ったのか。作家のご子息であり、言葉にこだわりをお持ちになっていたのだろうか。

「金目」とは金銭の価値が高いこと、またその値打ち、ひいては値踏みという意味だから、施設の建設が「なんぼになるか」というところに専ら関心があったことは隠せない。

石原環境相のウェッブページには、やたら長ったらしい釈明が載っているので転載した(最後当たりに置くつもりです)。何のフォローにもなっていない。

「あとは如何に低い予算で永久処分施設を押し付けるかだ」と言わなかっただけマシかという気がする。

続いて、都議会議員塩村文夏氏に対する「某氏」の暴言。よく観て「聞いて」欲しい。
http://video.search.yahoo.co.jp/search?ei=UTF-8&fr=&p=%E5%A1%A9%E6%9D%91%E6%96%87%E5%A4%8F+%E3%82%84%E3%81%98

未婚の塩村議員が少子化対策について説明を始めると、「早く結婚したほうがいいんじゃないか?」「産めないのか?」というヤジが聞こえる。

その他のヤジは議員の笑い声に混じって私には聞こえなかったが、この二つだけでもう十分。レッドカード。このニュースは海外メディアにも取り上げられている。

余りのカルチャーの低さを鑑みるに、東京都はオリンピック開催を辞退すべきだろう。ただただ恥ずかしい。

居酒屋でベロベロになっているオヤジでも近くの女性にこんなことは言わない。某氏がどういう人間なのか知りたい気持ちだ。

思い出すのは小渕優子氏だ。彼女は第一子をもうけてから内閣府特命担当大臣(男女共同参画・少子化対策)に就任した。また大臣任期中に第二子を生んだ(日本史上初)。

つまり、少子化対策を論ずる国会議員ないし都議会議員は、母親でなければならないとでも言いたいのであろうか。

小渕議員は産休をとれる国会議員という身軽な立場で日本人口を2人増やしたに過ぎない。

政治家というのは、何千倍、何万倍という数の、経済的理由などから子供を持てない日本女性を救済すべく立案するのが仕事なのだ。

特に、私のように少子化何が悪いと考える人間にとっては、このヤジは突拍子もないもので、運転免許で言えば免許取り消しものである。

この度のヤジ問題について、ネットでは、塩村議員がさんまの「○のから騒ぎ」という番組に出演していたという情報が付け加えられるが、何か問題でも?

今時、市町村議会でもこんなことは起こらないだろう。全独身女性に対する冒涜である。

そういう都議会議員は、声紋判定を待つことなく自首して、塩村議員に十分な謝罪をし、都議会を去るべきだろう。もし○民党の議員なら、それなりの覚悟をしてもらいたい。

今日は休日。


*私の発言について(石原伸晃環境相オフィシャルページより)

私の今回の品位を欠いた発言によってご迷惑をおかけした方、また不快な思いをさせた方々に、心からお詫びを申し上げます。私の発言の趣旨は、環境省が開催した中間貯蔵施設に関する住民説明会の結果、最後は予算、すなわち用地の補償額や、生活再建策・地域振興策の規模、金額を示すことが重要な課題となっているということを申し上げたかったものです。
言うまでもありませんが、中間貯蔵施設は、地元の皆様の御理解を得て初めて前に進む、重要な案件です。お金で解決できる問題ではありません。被災地の皆様方の心に寄り添って、丁寧に説明し、ご理解を頂けるよう努力して参りたいと思います。

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