失敗

2014年9月11日 日常
本日、ストーブを春以降で初めて使った。ずっと土砂降りで、札幌などは酷い状態が続いた。

この団地には川も無いし・・・いや、ありました。すぐ近くに幅50センチくらいの小川が。しかし、氾濫するわけでもなく、十勝は概ね問題なかったようです。

しかし、気温は下がり続け、今シーズン、初めて寒いと感じました。ストーブをつければすぐに暑くなるし、切ると寒い。そんなことを続けているうちに冬。

で、先日引き受けた登校拒否の生徒から他の教師に指導してもらいたいと連絡があったそうです。

対策を結構考えていたのですが、結果をみると、言っちゃいけないことばかり言っていたし、その指導方針だけはダメという指導をしていました。

登校出来ない高校の名前を何回も出したし、英語なんかはかなり詰め込み状態で教えた。

数学は、理系の生徒なので(私は完全なる文系)、途中で先生を替えようなどとも口走った。

これじゃ断られても当然なのだが、緊張すると、どうしても言いたいことの真逆を言ってしまう。

昔、若くして(17歳だったと思います)特攻隊に志願し、生還した人の手記を読んだのですが、その人は、きっぱりと断ろうと思っていたそうです。

自分は長男で家を継がねばならないし、両親を残して死ねば困窮するだろうから、この度はお断りしますと上官に言うつもりだったそうです。

それが、実際に上官の部屋に呼ばれると、国家のために命を散らすことは本望で、親もそれを望んでいると思います、と述べたそうです。

私もその心理状態に置かれていたと思います。

そして、今日、会社からメールと電話がありました。中1の女の子を担当して欲しいと。少し間を置いて、この子も登校拒否なんですけどね、と。

今、登校拒否の生徒に断られた私に、登校拒否の学生を押し付けるなんて、泥棒に留守番をさせるようなものではありませんか。

しかし、私は断れなくて、はい、お引き受けしますと答えたのです。

私は登校拒否の生徒に詳しいわけでもなんでもないし、教えるスキルなど持ち合わせないのですが、今は亡き妹が高校から登校拒否になりました。

全く何も理解してあげられませんでした。転校までしたのですが、結局、高校は中退して大検を受け、通信制の大学を卒業しました。

その後の人生は悲惨でしたが、大学卒業は大きなプライドでした。

大検受けて大学卒業すりゃいいんじゃないかなんて言うつもりはありません。それが全ての人にとって幸せなことだとは思っていません。

だから、今度は、生徒の言うがままに従うこととします。先ず、友達になれなければ教えるなんてことはできません。

近々、また、失敗報告をすることになるかも知れませんが。

そう言えば、佳子さんが学習院大を中退してICU(おそらく)を受験するとか。

姉の影響かな。いっそ大学を中退して社会奉仕活動に身を投じるならもっとカッコよかったかな。どうして皇族は高学歴を望まれるのでしょうか。

今日はお休み。



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