20代の自殺

2014年9月18日 日常
という○HKの番組は夜中の0時10分に放送だったため、見逃した。

録画しておけばよかったじゃないか、と思われるだろうが、私のテレビはアナログであり、デジタル放送を録画できない。

コンバーターをつけて、デジタル放送をアナログに直し、観ているのである。

テレビなんてそんなものでよい。生徒宅へ行くと巨大なテレビが置いてあり驚くが、何のためにそんな大画面が必要なのか理解に苦しむ。

話は逸れたが、その前日、確か3回シリーズの「20代の自殺」という番組を○育テレビで観た。シリーズの第3回目だけで、再放送を望んでいるのだが。

その中で、リストカットを繰り返す人々の特集をしており、私は目から鱗という思いをした。

昔、リストカットをする人が多いサイトでブログを書いていて、リストカットは、死ぬための手段だと信じていた。

いや、実際に死にたいのではなく、猫のかまって欲しい行動に似ているのではと勝手に解釈していた。

これから切ります、切っています、血が出ています、などと毎晩毎晩書きこむ人がいて、中には太股を切る人などもおり、写真を載せる人もいる。

それが毎晩、毎晩続くのだ。死にたいというよりは、辛いですね、希望を持ってくださいね、などいうコメント欲しさにリスカを繰り返すのではないかと。

しかし、その番組を観ていて、実は、リストカットの多くは、生きるための手段だということが分かった。

日中、自死願望に苛まれ、本当に死にたいという気持ちのクライマックスが来るが、その時リスカをすると、ようやく、もう少し生きてみようという気分になるという。

確かに薬物療法が幾分か自死念慮を救う部分もあるのだろうが、多くは、周りに同じ依存症を抱えている人のいる環境で立ち直るらしい。

リスカをすると本当に心配してくれる人がいて、何故リスカをするのか自分のことのように理解してくれると、少しずつリスカ依存症から抜け出すことができるとのこと。

これは、アルコール依存症でも、薬物中毒でも同じことだ。仲間に二度とやらないと誓い、お互いを励ましあうことで人は立ち直る。薬物治療は重要だが。

デジタルではなく、例えば、深くリスカをしてしまい、大量の出血をするような時には救急車を呼んで一緒に病院まで行ってくれる、そんな直接的な関係性が必要だと。

リスカで本当に亡くなる人がいることに注意喚起したいが、リスカが生きようという気持ちにさせてくれるなんて考えもしなかった。

さて、何故、20代の若年期に自殺が多いのか。その理由は分からず仕舞いだった。

今日は休日。


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