曇り。寒し。
『ファン・ゴッホの手紙』(みすず書房)が届く。少し前に岩波の『ゴッホの手紙』(上・中・下)を手にしたがまだ読んでいない。
ついでに注文したのが小林秀雄『ゴッホの手紙』(角川文庫)。この人の作品を読むのは初めてだ。高校の先生が小林秀雄は右翼だと言っていたので避けていたのだ。
また、我がボロPCは開くまで数分かかるのだが、その隙間時間を使って読もうと思っていたデュルケーム『自殺論』も久しぶりに読み進んだ。
このシーズン、過去問や模擬試験などの教材研究をしなければならないのだが、その前にちょっとという気持ちで読み始めたこれらの本がそれを邪魔する。
これにオークションで100円落札したフロイト『性欲論』(日本教文社)が拍車をかける。
『性欲論』によりようやく20世紀の扉を開けたが、ほとんどの時間を19世紀的思弁の中で過ごす。
21世紀というのは忙しいだけで人間の思索を根本から問う、疑う姿勢に欠けている。
さて、これから買い物だ。帰宅すると今日の生徒を教えに行く。何か足りない毎日。
『ファン・ゴッホの手紙』(みすず書房)が届く。少し前に岩波の『ゴッホの手紙』(上・中・下)を手にしたがまだ読んでいない。
ついでに注文したのが小林秀雄『ゴッホの手紙』(角川文庫)。この人の作品を読むのは初めてだ。高校の先生が小林秀雄は右翼だと言っていたので避けていたのだ。
また、我がボロPCは開くまで数分かかるのだが、その隙間時間を使って読もうと思っていたデュルケーム『自殺論』も久しぶりに読み進んだ。
このシーズン、過去問や模擬試験などの教材研究をしなければならないのだが、その前にちょっとという気持ちで読み始めたこれらの本がそれを邪魔する。
これにオークションで100円落札したフロイト『性欲論』(日本教文社)が拍車をかける。
『性欲論』によりようやく20世紀の扉を開けたが、ほとんどの時間を19世紀的思弁の中で過ごす。
21世紀というのは忙しいだけで人間の思索を根本から問う、疑う姿勢に欠けている。
さて、これから買い物だ。帰宅すると今日の生徒を教えに行く。何か足りない毎日。
コメント
いわゆる「ながら」的に事をこなす事が多くなりましたね。
私も思慮深く思考する事がほとんどなくなりました。
一方では一つの事に傾倒し過ぎる時が多々ありますが(苦笑)
昔っから極端な性格で、バランス感覚がないのです。
そうですね、ネットのおかげで膨大なデータが一瞬で手に入ります。辞書も辞典も要らないと。気になる映画はレンタルかネットあるいは衛星テレビで観ることができると。
確かに「ながら」になってしまいますね。だから幸せになったのか、大いに疑問です。
私も普段は浅薄そのものですが、たま~にハマるテーマがあります。だからと言ってディープに考えているかというとそうでもありません。
私は人生そのもののバランスが分からず、従って、ジェットコースターのような毎日をかろうじて送っております。車輪が外れたら終わりですね(笑)