正月が終わる

2015年1月4日 日常
31日から4日まで完全休暇だったから5日も休んだことになる。そんな実感はまるで無い。

過ごし方に関して計画を立てたが、完全休暇に計画とは、そもそもが矛盾しているのではないか。

1日、2日は、大晦日まで続いた大掃除の疲労が一気に出て、朝風呂、二度寝。3日にようやく何か休日らしいことをしようとライブDVDに映画の鑑賞。

先ずはスティービー・サラスの東京ライブを観る。このDVDは逸失したと思っていたが大掃除の途中で再発見し、大ノリした。

次が、ドストエフスキーの『賭博者』と『白痴』をテーマにした「勝負師」「白痴」を立て続けに観る。

「勝負師」はドストエフスキーのフランス的解釈で大変つまらなかった。当時のバーデン=バーデンの雰囲気はつかめたかな。

「白痴」は1951年の黒澤映画で札幌が舞台。非常に感動した。キャストはおなじみの方々。原節子も出演しておりました。

私は渡辺淳一氏を翻弄した加清純子が短い一生を燃焼させた戦後間もなくの札幌はあのような風景だったのだろうと想像しながら観たので二重に興味深かった。

最後がクリムトの伝記映画「クリムト」。退屈極まりない。観る作品の選定にもう少し時間をかければよかったと思った。

読書は進まず、『乳房の文化史』を読んだくらい。年末に頼んだ本がどんどん届く。日常の読書を確保しなければ読みきれない。

テレビの正月番組はつまらないと言われるが、私は結構ハマッてしまって、かなり観た。なにせ寝正月で外へ一歩も出ないため、唯一、正月を実感できるのはテレビ。

今日は正月にきっぱりとさよならを告げるため、極めて日常的な作業に戻った。明日いきなり仕事というのは辛いので、買い物にも行って日常感覚を思い出した。

新年早々思ったことは、今年にも大晦日はある、ということだ(笑)





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