憤死

2015年7月14日 日常 コメント (2)
今日はクローン病の診察日。ついでに糖尿の食事指導も受けている。

血糖、体重、共に横ばい。血糖値も体重も前回と少数第一位まで全く変わらない。こういうのも珍しいと看護師に言われた。

気温は午前中に30℃を超え、順調に34℃まで行き止った。

待ち時間の間、綿矢りさの『憤死』を読んでいた。

簡単なストーリーなのですらすら読めたが、私の関心は「憤死」にあったので、単に怖い話を読んで涼みたいというわけではなかった。

それでも面白かった。

で、憤死に戻るが、学生の頃、偉人が随分と憤死していることを知ったが、憤慨して怒り狂って死ぬことだろうと流していた。

だが、そんなことで人間は死ねるのだろうかと、この年齢になって疑問に思えてきた。

確かに偉大な人の憤慨というのは凄いのだろう。私のような凡人には思いも拠らぬほど精神力が強く身体の機能を一気に奪うのかも知れない。

そこで憤死した何人かのお偉いさんについて、最期はどうだったのか調べてみた。

すると、憤慨したくらいで簡単に死ねるわけではなく、精神病に罹ったり、身体の病から普通に亡くなっている。床に就いた契機が憤慨というだけだ。

だから憤慨は死の端緒に過ぎないわけだが、それにしても凄いプライドだ。恐れ入る。

プライド?そんなもの、とんと持ち合わせておりません。憤慨したことはございますが、すぐに忘れますなぁ。

病院は冷房が効いて快適だったが、我が家の室内温度は38℃。今日も熱帯夜か。

トムヤンクン味のカップヌードルを初めて食べたが、余りの辛さに汗がど~っと出て、クリーンヒットであった。

1人教えて、コンビニドーナッツを食べて、何だろう、日常の普通さの中に至福を見出す。




コメント

蒼穹
2015年7月15日1:43

私なんて仕事でいつも憤慨してますよ。表面には出しませんけど。
笑顔で対応してますが、たぶん目は笑ってないかもですw

lister
2015年7月15日10:41

☆蒼穹さん

はいはい、笑顔なのに目が笑っていない人っています
よね。そういう時は憤慨しているんですね。

小さな憤慨が積もり積もって憤死しないようお互い気
をつけましょう。

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