今国会の会期って27日まででしたよね。それを過ぎると安保法案が廃案になってしまうと。継続審議扱いにすると非常に長引くと。

長引いてもいいじゃないかと思うが、長引けばボロが出る。

あれだけホルムズ海峡の機雷掃海に行くと言っておきながら、叩かれると、そういうことは想定しないことにしますと撤回ですからね。

それが一つ。もう一つは、安倍は国連で演説するため26日にはアメリカへ出発する予定なんですね。

ジャマイカで国連常任理事国入りのための根回しも行なう予定。

手ぶらじゃ行けませんよね。会期途中に離日の予定を入れてしまうところも酷いです。

更に、審議が長引けば「不測の事態が起きる危険性がある」と政府筋が煽っていました。

不測の事態、ってデモ隊のことですか?シルバーウィークになると国会前に人が溢れて、場合によっては暴徒化するとでも思っていたのでしょうか?

別にいいんじゃないですか?誰が困るのですか?安倍ですか?

更に、鴻池委員長に対する不信任動議はただの時間稼ぎでしたか?

総括審議も行なわず採決するというのは、明らかに委員会運営の道理に悖るものです。

鴻池委員長の不信任動議提出の際、山本太郎議員は熱弁をふるいましたが、これには耳を傾けるものがありました。民主党のお経読みとは明らかに違いました。

何故、この法案が間違っているのか、もう一度よく考える機会を与えてくれたと思います。

こういう議論をもっともっと重ねるべきだったのです。それを安倍は中絶したのです。

更に、鴻池委員長は、前日の横浜における公聴会の議論を何ら委員会に引継ぎませんでした。

これも委員会運営の精神に反します。何のための地方公聴会だったのか。

従って、強引に委員会での採決を急がせる安倍に待ったをかける野党に十分な道理があったのですが、野党の時間稼ぎ戦術は余りに噴飯物でした。

野党と言っても、安保法案の採決に協力したゾンビのようなミニ野党はカウントしませんよ。あんなものは政党じゃない。次の選挙では消えるでしょう。

国民は、そうではない野党に、あの稚拙な戦術を見て、今後投票したいと思ったでしょうか?幻滅しただけではないでしょうか。

続く問責決議の投票の時、山本議員は喪服姿で牛歩した。

幼稚、稚拙などの非難が飛び交ったが、私は、牛歩戦術は別として、喪服姿に数珠のパフォーマンスは非常に新鮮だったと思う。よく考えられている。

安倍には、ああいうのが一番こたえるのではないかと思う。稚拙、幼稚ナンバーワンは安倍ですから。

但し、安倍の強気には、なかなかリアルな理由もある。それは、国民は既成事実には弱いということだ。

どんなに反対していようが、一度決まってしまったことには知らぬうちに従っているという現象が政治には見られる。

さあ、日本人はどうなのだろうか。

いや、また同じ過ちを繰り返してしまった。日本国民などという一つの人格は無いのだし、集団になると人間は理屈では動かないのだ。

明日、1人教えるが、それ以外、5日間休める・・・と、22日はイトコが遊びに来るのだった。

どうやって接待しようか。深夜に渡る接待が待っている。午前2時を回ることはないと思いますが。




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