世間がせわしなくなってきた。
生徒宅へ向かう途中、オークションで売れた本を発送するため郵便局に寄った。
すごく混雑している。ほとんどがゆうパックでお歳暮を送る人々だ。~日に着きますか? 今、配送が1~2日遅れています、そんな質疑応答だ。
28日まで歳暮を送っていない人がいるということに驚く。年内に配達して欲しかったらもっと早く送ればよかったのにとしか思えない。
こういう時に空気の読めない人がいるものだ。10人くらい待っている人がいるなか、そういう人が1人。
年金暮らし風のお爺さんで、切手をたくさん持ってきている。
最近は記念切手が売れないよね、金券ショップに行っても原価割れでしか引き取ってくれないよ。それならこうやって使う方が得ってもんだ。
で、いつ到着するの?へ~、それじゃ生ものだから悪くなっちゃうね。どうしよう?
チルドパックで送るという方法があります。え~と、プラス350円(適当)ですけどどうなさいますか?
え、そんなにするの?じゃ、ちょっと待って、考えるから。
そう言って列を離れるお爺さん。持参した計算機でいくらになるか計算している。
何の悪気もない気立ての良さそうな表情だ。
後ろの人が、こっちは余裕無いんだよ!早くしてくれる?と叫ぶ。
すぐにその後に並んでいた人が郵便局の印刷した年賀状を選び始めた。
これなんかいいね、あれ、こっちもいいな。いくら?
私の待合番号は70番。このオバサンが66番。まだ3人も待っている。
そこへさっきのお爺さんが戻ってきて、やっぱり普通のゆうパックで送ることにしたと。
もう送料は知らされているんだから、その金額分の切手をまとめておけばいいのに、え~と、970円(適当)だから、200円切手が4枚と・・・・
あと70円か~、どういった組み合わせにしようか、この切手なんかきれいだし、これとこれにしようか・・・・
このお爺さんだけで20分くらいは使っている。だが本人が他の人の迷惑に気付いていないわけだから、怒鳴っても、現状、何も変わりはしない。
自分の好みの切手を貼る事ができて、ニコニコしている。いやいいんだ、これが年末ではなく、先月の昼間の出来事だったとすれば。
美しい切手が貼られたゆうパックを受け取った人はハッピーになることだろう。このお爺さんにとって大切な人なんだろう。娘とか息子とか。
さっき怒鳴ったおじさんは、いい加減にしろ!ともう一声。
こうしているうちに私の持ち時間はなくなり、ゆうメールを送ることに失敗。そそくさと生徒宅へ向かう。
さいて~、と呟くのが精々。
授業が終わってから、再度、同じ郵便局へ向かい、ものの5分でゆうメールを発送することに成功。初めからこの時間帯にくればよかったのにと思う。
次に、商店街の年末くじの番だ。昨日、スーパーで3千円超の買い物をし、補助券を1枚ゲット。計9枚、あと1枚で2回抽選できる。
私はヨーカドーの下着売り場へ行き、母用の長袖下着を買う。計3000円超だから補助券が3枚もらえるはず。
しかし、店員はいつまでたっても補助券をくれない。あれ、補助券はもらえませんか?お客さん、それは昨日までですよ、と。
俺は呪われている!このくじに徹底的に嫌われている!
まあいいか、1回でも抽選できれば、と気を取り直し、抽選場へ向かう。
え?何だこれは!100メートルを超える長蛇の列。ぐるっととぐろを巻くように並んでいる。
軽く2時間は並ばねばならない。
仮にだ、10万円の商品券が当たるかも知れないとして、俺はもっと有効に時間を使えないだろうか?
例えばオークションに出品する商品を選別し写真を撮り、2万円くらい確実に稼ぐというのはどうだろう?
それを5回繰り返せば10万円になる。こんな非人間的な行列に並ぶくらいなら額に汗して働いたほうがマシではないのか?
私は、そう自分を説得し、自宅へ戻ったのであった。
ずっと書いてきたが、悲喜交々の「喜」とは何であったのか疑問に思いつつ今日の日記を終えるのであった。あと3日だ!年内に終わるか、大掃除!
生徒宅へ向かう途中、オークションで売れた本を発送するため郵便局に寄った。
すごく混雑している。ほとんどがゆうパックでお歳暮を送る人々だ。~日に着きますか? 今、配送が1~2日遅れています、そんな質疑応答だ。
28日まで歳暮を送っていない人がいるということに驚く。年内に配達して欲しかったらもっと早く送ればよかったのにとしか思えない。
こういう時に空気の読めない人がいるものだ。10人くらい待っている人がいるなか、そういう人が1人。
年金暮らし風のお爺さんで、切手をたくさん持ってきている。
最近は記念切手が売れないよね、金券ショップに行っても原価割れでしか引き取ってくれないよ。それならこうやって使う方が得ってもんだ。
で、いつ到着するの?へ~、それじゃ生ものだから悪くなっちゃうね。どうしよう?
チルドパックで送るという方法があります。え~と、プラス350円(適当)ですけどどうなさいますか?
え、そんなにするの?じゃ、ちょっと待って、考えるから。
そう言って列を離れるお爺さん。持参した計算機でいくらになるか計算している。
何の悪気もない気立ての良さそうな表情だ。
後ろの人が、こっちは余裕無いんだよ!早くしてくれる?と叫ぶ。
すぐにその後に並んでいた人が郵便局の印刷した年賀状を選び始めた。
これなんかいいね、あれ、こっちもいいな。いくら?
私の待合番号は70番。このオバサンが66番。まだ3人も待っている。
そこへさっきのお爺さんが戻ってきて、やっぱり普通のゆうパックで送ることにしたと。
もう送料は知らされているんだから、その金額分の切手をまとめておけばいいのに、え~と、970円(適当)だから、200円切手が4枚と・・・・
あと70円か~、どういった組み合わせにしようか、この切手なんかきれいだし、これとこれにしようか・・・・
このお爺さんだけで20分くらいは使っている。だが本人が他の人の迷惑に気付いていないわけだから、怒鳴っても、現状、何も変わりはしない。
自分の好みの切手を貼る事ができて、ニコニコしている。いやいいんだ、これが年末ではなく、先月の昼間の出来事だったとすれば。
美しい切手が貼られたゆうパックを受け取った人はハッピーになることだろう。このお爺さんにとって大切な人なんだろう。娘とか息子とか。
さっき怒鳴ったおじさんは、いい加減にしろ!ともう一声。
こうしているうちに私の持ち時間はなくなり、ゆうメールを送ることに失敗。そそくさと生徒宅へ向かう。
さいて~、と呟くのが精々。
授業が終わってから、再度、同じ郵便局へ向かい、ものの5分でゆうメールを発送することに成功。初めからこの時間帯にくればよかったのにと思う。
次に、商店街の年末くじの番だ。昨日、スーパーで3千円超の買い物をし、補助券を1枚ゲット。計9枚、あと1枚で2回抽選できる。
私はヨーカドーの下着売り場へ行き、母用の長袖下着を買う。計3000円超だから補助券が3枚もらえるはず。
しかし、店員はいつまでたっても補助券をくれない。あれ、補助券はもらえませんか?お客さん、それは昨日までですよ、と。
俺は呪われている!このくじに徹底的に嫌われている!
まあいいか、1回でも抽選できれば、と気を取り直し、抽選場へ向かう。
え?何だこれは!100メートルを超える長蛇の列。ぐるっととぐろを巻くように並んでいる。
軽く2時間は並ばねばならない。
仮にだ、10万円の商品券が当たるかも知れないとして、俺はもっと有効に時間を使えないだろうか?
例えばオークションに出品する商品を選別し写真を撮り、2万円くらい確実に稼ぐというのはどうだろう?
それを5回繰り返せば10万円になる。こんな非人間的な行列に並ぶくらいなら額に汗して働いたほうがマシではないのか?
私は、そう自分を説得し、自宅へ戻ったのであった。
ずっと書いてきたが、悲喜交々の「喜」とは何であったのか疑問に思いつつ今日の日記を終えるのであった。あと3日だ!年内に終わるか、大掃除!
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