「権力はやがて腐敗するものだ。絶対的な権力は絶対的であるほど徹底的に腐敗する」とはジョン=アクトンの言葉だ。

言葉というものには質量も体積もないが、この言葉に接する度、言葉ほど怖ろしいものはないと思い知らされる。

大臣ともあろうものが口利きで金を受け取る。一体、今は21世紀ではないのか?

くどくどしく極めて情緒的な弁解、その後の記者との質疑応答を聞いていると、この程度の人間でも安倍政権の閣僚になることができたのかと驚く。

驚くということは私の認識が足りなかったということであり、所詮は、安倍が総理、麻生が副総理を務めている頭脳無き政権だ。

年明けからの株安、日銀のマイナス金利導入など、アベノミクスは日ごとに鍍金が剥げ、世界の中心で輝くなどいう安倍の妄想は空しく響くのみだ。

安倍政権になびかないニュースキャスターは次々と降板し、新聞は益々去勢され、マスコミ全体が安倍政権の翼賛に終始する。

そう見えたときの雑誌スクープである。

安倍による言論統制は成功しているかに見えるが、この絶対権力が絶頂を極めれば極めるほど、自ら腐敗する、自ら崩壊する。

アクトンの箴言はこのことを思い出させてくれる。

小保方晴子さんの『あの日』が届く。

全ての日本の大学の医学部は、よほど世間が相手にしない大学は除くとして、製薬会社の犬になり果て、データの偽装など当たり前。

誰が日本の大学の医学部など信頼しているだろうか?研究費の私的流用も当たり前。モラルが完全に崩壊し腐敗している。

日本の医学界から、小保方氏の事件を総括する動きが出てこない。自分達が日常茶飯事として繰り返していることだからであろう。

Power tends to corrupt, and absolute power corrupts absolutely.






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