三段跳び世界記録を樹立した!
2016年4月1日 日常 コメント (4)金曜の仕事は2時半に終わった。ここしばらく運動らしい運動もしていないので、春風に誘われて陸上競技場へ向かった。
そこにはジャイカ(国際協力機構)の各国代表が待っていた。そう、私が三段跳びをしないかと誘っていたのである。
三段跳びとはホップ・ステップ・ジャンプで跳ぶ合計距離を競う競技である。
田島直人(16.00m)、南部忠平(15.72m)、織田幹雄(15.21m)がいずれもオリンピックで金メダルをとった日本のお家芸でもあった。
私は中学生の時、北海道記録14.01mで優勝しているが、その後は受験勉強のためこの競技からは長らく離れ、今の年齢になるまでご無沙汰していた。
その間に身長は伸び、昨年で190センチ、今年は更に2センチ伸び、192センチとなった。ちなみに股下は95センチである。
たまにジムへ通っているだけなのに、体型は見事な逆三角形であり、この競技を行なう上で理想的な条件を備えていることは言うまでもない。
各国代表は4人。ジャマイカが1人、ロシアが1人、アメリカが2人と、記録を競うのに不足の無い相手だ。
私は臭いことこの上ない旬の山菜である行者ニンニクを各国代表の目の前で食べ、はぁーと息を吹きかけ威嚇する。これでかなりの選手が戦意を喪失した。
ガウンを脱ぎ、鋼のように鍛え上げれられた筋肉をピクピクと動かし、我の圧倒的優位をいやがうえにも印象付ける。
先ずは各国代表に跳ばせた。アメリカの1人を除き、私の相手ではなかった。
しかし、私は屈伸をしながら、彼らにグレート!ファンタスティック!と声を掛け、彼らの労をねぎらう。余裕がなければできないことだ。
オーケー、ジョン(アメリカ代表のファーストネームである)、私の跳ぶ通りに跳んでみろ!君の記録はあと20センチ伸びるぞ!と発破をかける。
lister、君は飛んでいないじゃないか!とジョン。
違うんだ、君と一緒に跳ぶため待っていたんだよ、ジョン!と応える。
さあ、いくぞ!僕は君の隣を走り跳ぶ、ついてこい!三段跳びがなぜ日本のお家芸なのか知らしめてやる!
直前に私はニンニクとショウガと豆板醤のミックスジュース、及び、救心を2粒飲んだ。脈拍は180まであがり、血圧は上が200まで急上昇した。
今だ、ステーキばかり食べているこのアメリカ人に、米と漬物、豆腐とアゲの味噌汁、納豆を食べている私の圧倒的優位を知らしめるのは!
スタート!そうジャマイカ代表が叫ぶ。
さささささと物凄いスピードで私の足はピストン運動を繰り返し、猛烈な速さで先ずは助走で相手を突き放す!
しかし敵もさるもの、lister、そうはいかないぜ、勝つのは僕だ!ユーゴナビーアルーザー、アイウイルビーアウイナー!アメリカは偉大だ、トランプ万歳と叫ぶ!
横を見るとこのアメリカ男はふくらはぎ一つ分、私の先を行っていてる!
よーし、ホップだ、見よ!俺はルーザーではない!ジョン、分かったか!
私とジョンはほぼ同時に踏み切り版を踏み、ほぼ同じ距離で着地する。あかん、これじゃあかん!
続いてステップ!前傾姿勢の私達はヒューヒューと空気を切り空を舞う。相手ながら美しいフォームだ。さすがは世界の警官アメリカだ!
だが勝負はジャンプで決まる!おりゃ~ぁぁぁ~!私はまだ着地しないぞ、ほらほらもうケツを砂に埋めてやがる!ジョン、悪いが私がウイナーだ!
私が深々と砂場へ着地したのはジョンより遥か先、そう2メートルは先だった。
lister、イッツマージック!ジョンの声が後ろから聞こえる。
ジャマイカの代表がおもむろにメジャーを取り出し、興奮した様子で私の飛距離を測りはじめる。
オー、ジー!エイティーン・サーティー(18.30m)!ニューワールドレコード!アンビリーバブル!lister、ユーメイドイット!
世界記録を1センチ上回る結果となったが、オフィシャルな大会ではなかったので世界記録とは認定されなかった。
ジョンは私に駆け寄り、アイムプラウドオブユー、あなた私の誇りデス、と手を握る。
ジョン、リッスン。これは君という強い相手がいたからこそ成し遂げられたことだ。日米はこのような協力のしかたをしなければならない、と述べた。
イエース、イッツダムトルゥ!ジョンは上気した表情で私を眺めた。
周りはサインを求める人々で混みあっていたが、私は、いえいえ、サインをするほどの人間ではありませんからと。
まぐれですよ。しかし、日本の青少年に希望は与えることができただろう。
リオでまた三段跳びが日本のお家芸と言われるような記録が生まれることを願っています。
そう淡々と感想を述べ競技場を後にしたのであった。
そこにはジャイカ(国際協力機構)の各国代表が待っていた。そう、私が三段跳びをしないかと誘っていたのである。
三段跳びとはホップ・ステップ・ジャンプで跳ぶ合計距離を競う競技である。
田島直人(16.00m)、南部忠平(15.72m)、織田幹雄(15.21m)がいずれもオリンピックで金メダルをとった日本のお家芸でもあった。
私は中学生の時、北海道記録14.01mで優勝しているが、その後は受験勉強のためこの競技からは長らく離れ、今の年齢になるまでご無沙汰していた。
その間に身長は伸び、昨年で190センチ、今年は更に2センチ伸び、192センチとなった。ちなみに股下は95センチである。
たまにジムへ通っているだけなのに、体型は見事な逆三角形であり、この競技を行なう上で理想的な条件を備えていることは言うまでもない。
各国代表は4人。ジャマイカが1人、ロシアが1人、アメリカが2人と、記録を競うのに不足の無い相手だ。
私は臭いことこの上ない旬の山菜である行者ニンニクを各国代表の目の前で食べ、はぁーと息を吹きかけ威嚇する。これでかなりの選手が戦意を喪失した。
ガウンを脱ぎ、鋼のように鍛え上げれられた筋肉をピクピクと動かし、我の圧倒的優位をいやがうえにも印象付ける。
先ずは各国代表に跳ばせた。アメリカの1人を除き、私の相手ではなかった。
しかし、私は屈伸をしながら、彼らにグレート!ファンタスティック!と声を掛け、彼らの労をねぎらう。余裕がなければできないことだ。
オーケー、ジョン(アメリカ代表のファーストネームである)、私の跳ぶ通りに跳んでみろ!君の記録はあと20センチ伸びるぞ!と発破をかける。
lister、君は飛んでいないじゃないか!とジョン。
違うんだ、君と一緒に跳ぶため待っていたんだよ、ジョン!と応える。
さあ、いくぞ!僕は君の隣を走り跳ぶ、ついてこい!三段跳びがなぜ日本のお家芸なのか知らしめてやる!
直前に私はニンニクとショウガと豆板醤のミックスジュース、及び、救心を2粒飲んだ。脈拍は180まであがり、血圧は上が200まで急上昇した。
今だ、ステーキばかり食べているこのアメリカ人に、米と漬物、豆腐とアゲの味噌汁、納豆を食べている私の圧倒的優位を知らしめるのは!
スタート!そうジャマイカ代表が叫ぶ。
さささささと物凄いスピードで私の足はピストン運動を繰り返し、猛烈な速さで先ずは助走で相手を突き放す!
しかし敵もさるもの、lister、そうはいかないぜ、勝つのは僕だ!ユーゴナビーアルーザー、アイウイルビーアウイナー!アメリカは偉大だ、トランプ万歳と叫ぶ!
横を見るとこのアメリカ男はふくらはぎ一つ分、私の先を行っていてる!
よーし、ホップだ、見よ!俺はルーザーではない!ジョン、分かったか!
私とジョンはほぼ同時に踏み切り版を踏み、ほぼ同じ距離で着地する。あかん、これじゃあかん!
続いてステップ!前傾姿勢の私達はヒューヒューと空気を切り空を舞う。相手ながら美しいフォームだ。さすがは世界の警官アメリカだ!
だが勝負はジャンプで決まる!おりゃ~ぁぁぁ~!私はまだ着地しないぞ、ほらほらもうケツを砂に埋めてやがる!ジョン、悪いが私がウイナーだ!
私が深々と砂場へ着地したのはジョンより遥か先、そう2メートルは先だった。
lister、イッツマージック!ジョンの声が後ろから聞こえる。
ジャマイカの代表がおもむろにメジャーを取り出し、興奮した様子で私の飛距離を測りはじめる。
オー、ジー!エイティーン・サーティー(18.30m)!ニューワールドレコード!アンビリーバブル!lister、ユーメイドイット!
世界記録を1センチ上回る結果となったが、オフィシャルな大会ではなかったので世界記録とは認定されなかった。
ジョンは私に駆け寄り、アイムプラウドオブユー、あなた私の誇りデス、と手を握る。
ジョン、リッスン。これは君という強い相手がいたからこそ成し遂げられたことだ。日米はこのような協力のしかたをしなければならない、と述べた。
イエース、イッツダムトルゥ!ジョンは上気した表情で私を眺めた。
周りはサインを求める人々で混みあっていたが、私は、いえいえ、サインをするほどの人間ではありませんからと。
まぐれですよ。しかし、日本の青少年に希望は与えることができただろう。
リオでまた三段跳びが日本のお家芸と言われるような記録が生まれることを願っています。
そう淡々と感想を述べ競技場を後にしたのであった。
コメント
すごいですねー!
listerさんの違う面を知って驚きました。
ちなみにこの話は㋃1日と関係ありますか?
あはは、お察しの通り、これはエイプリルフールねたです。
毎年、かわりばえのしない内容ですみません。
中学2年と3年の時に100メートルで市内最高記録をマー
クしたころが私の人生の華でした(笑)
今年もスポーツネタを楽しく拝見致しました。
しかし、昨年か一昨年か記憶は定かではありませんが、身長が195cmくらいあったと聞いていたはず……もしかして、<年齢のせいで>縮みました?
ふふっ、けんさんのコメント受けました♫
新しいネタが思い浮かばずマンネリで失礼しました。
はい、確か、もうすぐ2メートルになるのは必定と書いたような気が
します。年齢のせいか伸びるペースが落ちてきたようです(笑)
けんさんのコメントもエイプリルフールねただと思います。私もウケ
ました。