明日は選挙 投票先が決まらない
2016年7月9日 日常 コメント (2)明日の授業がキャンセルとなり、土日は連休となった。
だいたい、テレビを観ているということ自体が老化の証左である。若者はテレビを観ない。情報源のほとんどがネット。
それでも言わせていただきたいが、参院選のニュースは少なすぎる。何が論点なのかというところまで入らない。
一方、当確予想というのが大流行で、自公で3分の2以上は確実と報ずる。ますますやる気を失う。私もそんなことばかり書きボヤいていたと思う。
投票行動がどれほど読めるか、これは、今日の政治学の存在意義とほぼ等しい。
政治学は投票行動の予想で大きな進歩を遂げたが、しかし予想は所詮予想である。
政治学には他にやるべきことがたくさんあるだろう。どうも最近の政治学者は政治に興味がないのではないかと疑ってしまう。
一方、東京都知事選に関する報道が喧しく、参院選など何処吹く風。
都知事選では一票を投ずる権利のない私であり、詳しく述べることは避けるが、最も驚いたのは山口敏夫が立候補したことだ。
山口と言えば労相時代に収賄事件で起訴され有罪となり3年だったか服役している。
まだ生きていたのかというのが最初の感想だが、よく立候補したものだな、と。この冗談のような立候補を日本のマスコミが真面目に報道することに驚く。
山口など、報道されない「その他」の候補に分類して然かるべきだろう。
まあ、これまでの例から、東京都知事が誰になろうと、東京都の行政組織はしっかりとしている(腐っている)ので大差ないだろう。
それはともかく、参院選だが、支持政党や候補者の決まっていない人は多い。その大多数が棄権する。雨が降れば投票先が決まっている人でさえも棄権する。
ひとつ、投票の愉しみというものを作ったらどうだろう。一番つまらないのが、野党に投票し、自民党の得票率と比べることか。
次くらいにくるのが、超マイナー政党・党派に投票して、それらの得票が何票かを知り、その中に自分の1票も入っていると自己愉悦に浸ることか。
私はこのタイプだ。「社民」には飽き飽きしたので「国民怒りの声」に投票してみようか。政策全てに賛成であるが、1人も当選しないであろう。
もう一つは「支持政党なし」。当選者を出せない政党に投票するくらいなら、支持政党なしと潔く書くべきではないかとも思う。
この「支持政党なし」は、予め決まった政策を持たないが、当選者を出せれば、問題別にインターネット投票し、多い見解を「党」の政策とする。
ネットに限らず、電話で自分の見解を伝えることもできるだろう。
言わば、直接民主制を公約に掲げているわけだ。私は、日本は、技術的には直接民主制を実現できる国だと思う。
日本国民の3割ほどの支持しか得ていない政党が与党となり、その政党が選出する人間(我らが将軍様安倍晋三である)を首相に戴くことの非民主性。
だが「支持政党なし」が当選者を出せる確率はゼロである。
これは超マイナー政党・党派に投票する者が受け入れなければならない運命である。この選択肢は、既成政党に対する一種の抗議行動である。
デモや集会と変わらない。だからどうなんだ?政党政治なんて破綻しているではないか。
投票行動最後の愉しみは白票を投ずることだ。実に勇気ある行動だと思う。
白票はカウントされる。多ければ多いほど現状の政治に対する批判が大きいということを意味する。
さて、私はどれを選ぶか。どの候補者に投票するかは決まっているので、比例では少し冒険してみよう。
18~19歳の投票者がいるかどうか見るのも楽しみ。
そういえば十勝のいくつかの飲食店が「選挙割」というのを始めた。
投票会場の看板の前で自分の写真を撮り、それをお店で見せるとワンドリンクフリーなどの特典を受けられる。
これは面白い試みだ。
だいたい、テレビを観ているということ自体が老化の証左である。若者はテレビを観ない。情報源のほとんどがネット。
それでも言わせていただきたいが、参院選のニュースは少なすぎる。何が論点なのかというところまで入らない。
一方、当確予想というのが大流行で、自公で3分の2以上は確実と報ずる。ますますやる気を失う。私もそんなことばかり書きボヤいていたと思う。
投票行動がどれほど読めるか、これは、今日の政治学の存在意義とほぼ等しい。
政治学は投票行動の予想で大きな進歩を遂げたが、しかし予想は所詮予想である。
政治学には他にやるべきことがたくさんあるだろう。どうも最近の政治学者は政治に興味がないのではないかと疑ってしまう。
一方、東京都知事選に関する報道が喧しく、参院選など何処吹く風。
都知事選では一票を投ずる権利のない私であり、詳しく述べることは避けるが、最も驚いたのは山口敏夫が立候補したことだ。
山口と言えば労相時代に収賄事件で起訴され有罪となり3年だったか服役している。
まだ生きていたのかというのが最初の感想だが、よく立候補したものだな、と。この冗談のような立候補を日本のマスコミが真面目に報道することに驚く。
山口など、報道されない「その他」の候補に分類して然かるべきだろう。
まあ、これまでの例から、東京都知事が誰になろうと、東京都の行政組織はしっかりとしている(腐っている)ので大差ないだろう。
それはともかく、参院選だが、支持政党や候補者の決まっていない人は多い。その大多数が棄権する。雨が降れば投票先が決まっている人でさえも棄権する。
ひとつ、投票の愉しみというものを作ったらどうだろう。一番つまらないのが、野党に投票し、自民党の得票率と比べることか。
次くらいにくるのが、超マイナー政党・党派に投票して、それらの得票が何票かを知り、その中に自分の1票も入っていると自己愉悦に浸ることか。
私はこのタイプだ。「社民」には飽き飽きしたので「国民怒りの声」に投票してみようか。政策全てに賛成であるが、1人も当選しないであろう。
もう一つは「支持政党なし」。当選者を出せない政党に投票するくらいなら、支持政党なしと潔く書くべきではないかとも思う。
この「支持政党なし」は、予め決まった政策を持たないが、当選者を出せれば、問題別にインターネット投票し、多い見解を「党」の政策とする。
ネットに限らず、電話で自分の見解を伝えることもできるだろう。
言わば、直接民主制を公約に掲げているわけだ。私は、日本は、技術的には直接民主制を実現できる国だと思う。
日本国民の3割ほどの支持しか得ていない政党が与党となり、その政党が選出する人間(我らが将軍様安倍晋三である)を首相に戴くことの非民主性。
だが「支持政党なし」が当選者を出せる確率はゼロである。
これは超マイナー政党・党派に投票する者が受け入れなければならない運命である。この選択肢は、既成政党に対する一種の抗議行動である。
デモや集会と変わらない。だからどうなんだ?政党政治なんて破綻しているではないか。
投票行動最後の愉しみは白票を投ずることだ。実に勇気ある行動だと思う。
白票はカウントされる。多ければ多いほど現状の政治に対する批判が大きいということを意味する。
さて、私はどれを選ぶか。どの候補者に投票するかは決まっているので、比例では少し冒険してみよう。
18~19歳の投票者がいるかどうか見るのも楽しみ。
そういえば十勝のいくつかの飲食店が「選挙割」というのを始めた。
投票会場の看板の前で自分の写真を撮り、それをお店で見せるとワンドリンクフリーなどの特典を受けられる。
これは面白い試みだ。
コメント
今朝、テレビで山口さんを見てびっくりしました。
思わず「生きてはった!」と口から出ましたが、どの党からなのかはすっかり失念。
それにしても、日に日に似非民主主義感が募ります。(もちろん自身も含めて)
やはり予想通りの結果でした。どこかで番狂わせが起こらないかと期
待もしていましたが・・・
まさに似非民主主義がまかり通りました。北朝鮮が朝鮮民主主義人民
共和国であるように、自民党も自由民主党なわけですね(笑)
ゾンビ山口が何票取れるか楽しみです。