山崎ナオコーラ『太陽がもったいない』は週末に読むはずだったのにもう半分以上読んでしまった。面白いのだから仕方が無い。

さて、久しぶりに我らが将軍様安倍晋三について。

私のところは二世帯住宅で電気も二軒分払わねばならないことには何度か触れたし、新電力のHTBと北海道ガスに乗り換えたことも述べた。

安い。お得。それもある。しかし原発由来の電気を買いたくないという思いがそうさせたのである。

しかし政府はフクシマの後始末にかかる費用を新電力ユーザーにも負担させようとしている。

常識論としては、そういう費用は事故を起こした東電が支払えばよいということになる。何しろ黒字経営だし、そうすればよいのだ。

大多数の都民はまだ東電から乗り換えようとしていないし、それでいい。東電は安泰だ。

新電力に乗り換えた人にも負担を求めるのは、新電力への乗り換えを抑制しようという狙いからではないかと思う。

ただでさえ旧電力と新電力の料金差は小さいのに、しかも再生可能電力を高価買い取りするための料金まで払っているのに、これ以上の負担を要求されれば新電力の魅力は減衰する。

まだ検討の段階だが、実際に料金引き上げとなった場合、160万新電力ユーザーがどう反応するか注意深く見守りたい。

また、高速増殖炉もんじゅが廃炉になるらしい。これまで1兆円以上をかけて20年間運転できず。当然の結果だろう。

だが、政府は核燃料サイクル推進の方針は変えない。実際、フランスの電力会社と、もんじゅに替わる高速増殖炉を開発する予定だ。

六ヶ所村も開店休業が続いている。核燃料から核燃料を生み出すという錬金術は理論ではあろうが実際の技術が伴わない。だから錬金術なのだ。

今こそ方針転換すべきた。再生可能エネルギーの開発に全力を注入し、核燃料サイクルに浪費している国家予算を他の用途に回すべきだろう。

財源がない。これが政府の言い分であったが「夢」でしかない「夢」から覚めれば無駄遣いを止められる。

諦められない。これこそ大本営が無条件降伏を受け入れなかった理由だ。敗戦する前に賢い降伏をして欲しい。

今日は一人教える。暑くなりそうだ。




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