コーヒーと格闘

2016年11月7日 日常
土日と家に籠もり、ブログマガジンのカフェ特集に載せる記事を書いておりました。どう見ても冬なんですが秋季号です。

カフェの歴史の後は、エピソードを2つほど。

カフェで別れ話を切り出したときの話。大変後悔しており過去帳から消してしまいたい思い出です。

今考えてもベストの相手でした。誕生日を忘れられたからといって別れることもなかったな、と。若気の至り。人生で一番苦いコーヒーでした。

しかも静かなカフェだと目立つだろうと思い、マクドナルドにしたのですね。最悪のセッティングだったと思います。カフェじゃありませんし・・・

次がストーカー。よく行くカフェを教えてくださいと言われて、本当にお奨めのカフェの名前と住所を教えてしまったら・・・

毎夜、電話がかかってきて、そのカフェで待っています、と。来なくても閉店まで待っています、と。

何回も電話がくるのです。根負けしてその喫茶店へ行ったら、今度は映画に行きましょうと。断れませんでした。

映画の後はディナーです。そのままずるずると言うなりになっていれば、行き着くところはラブホテルでした。

毎日手紙が来ました。日に一通ではありません。裕福で暇を持て余している人妻。一線は超えられませんでした。

それまで自分のことを因習とか道徳に縛られない自由人と思っていましたが、月並みで平凡なつまらない人間であると自己認識を改めました。

結局、留学が決まり、彼女のストーキングから解放されたのですが、本当に怖い経験でした。

カフェといえばまだまだ沢山のエピソードがありますが発行を急いでいる(何せ秋季号ですから)ため2つだけにしました。

共同編集者の原稿が遅遅として進まず、ここまで延びてしまいました。オーストリアだって初冬でしょう。

今日は1人教えます。





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