金運の女神に見放される

2016年11月27日日常

今日は5時に目が覚め、二度寝した。10時ころ再び覚醒したので、1年間待ちに待った事を実行しようと思った。

忘れないように宝くじの入った黄色い袋を玄関に出し、外出の準備。

昨日、灯油をいれてもらったら、年末お楽しみプレゼントの応募券3枚をくれた。よく当たるから応募して下さいよと。

そこで3枚の応募用紙から応募券を切り取って応募ハガキに貼り付けた。

さて出かけようと思ったら足に違和感。昨年の年末ジャンボが入った袋を踏みつけていた！何と罰当たりな！これじゃ当たるものも当たらないだろう！

私は酷く落胆して、それでも渋々宝くじ売り場へ出かけた。途中セブンに寄って52円切手を買った。

お客さん、よければ切手濡らし機（何と呼ぶべきなのか？）を使ってくださいよと。

フグちり鍋セットが欲しくて・・・。レジのオジサンは私がプレゼントの応募をするんだと気付いていた。気恥ずかしい思いで、はい、使いますと。

ポストに応募ハガキを投函すると、一路、宝くじ売り場へ車を走らせる。

先ずは今年の年末ジャンボを連番10枚買う。そしておもむろに、あれ、ポケットにこんなものが、という表情で去年の年末ジャンボを取り出し調べて下さいと。

結構時間が掛かる。色々なデジタル表示がチカチカと点滅する。期待させる。

10億が欲しいなんて思っちゃいない。10万でいい。今月の散財をチャラにできたらそれでいい。

人間とは強欲なものである。たった3千円で買った宝くじが10億や10万に化けるかも知れないと期待している。

お客さん、末当の３００円です、と。そこで現実に戻った私は、決して期待していたわけじゃないですよ、だから、何とも思っちゃいませんよという表情を作る。

背中には悲哀が漂っていたことであろう。周りの人は笑っていたに違いない。

これが人生だ。人生とは悲哀と皮肉からできている。

そう分かっていて私はまた来年の夢を買ったのである。2000万分の1の確率は期待をお笑い種にする。

帰路、パソコン屋へ寄った。今使っているノートPCが時々起動しなくなる。もうこうなるとそろそろ寿命ということだ。

今の用途を考えてみて、そんなに高い機種は必要ない。お店の人に相談すると、6万円くらいのノートPC程度でよいだろうと。

但し、このお店の扱っているメーカーはOfficeを入れていない。ワードは欲しいと思うのでインストールしたい。2万9千円ですと。

都合9万円か。大きな支出だ。しかしPCなしでは生きられないし、明日、購入することになるだろう。

幸い8年目のスタッドレスタイヤが好調で、今年は買い換える必要がない。

人生は苦悩に満ちており、金運のある人はごくごく限られている。

今日は休み。