だいたい三日も休みがあると、ひきこもって一歩も外へ出ないのだが、今日は子供の頃よく通った児童会館に行ってみた。
目的は、何十年かぶりに、そこの食堂のラーメンを食べることであった。
写真のような超シンプルな外観は昔通りである。
ちなみに４１０円である。
コショウを振る。
そっと箸をスープにつけ、麺をすする。
昔通りのちぢれ麺だ。コシがあっていい。
スープは。。。昔より格段にうまくなっている！
チャーシューは、この値段では考えられないほど美味い。
私が子供だったころの経営者はとっくにこの世にはいないから、味が変わって当然なのだが、あの素朴で素朴なラーメンをもう一度食べたかった。
その後、動物園へ行き象にバナナをやると、飼育係の人に叱られ（笑）、昔と随分変わったものだと思った。
ニホンザルにもやろうと思っていたのだが、餌やり禁止と書いてある。観客のやった餌で死んだ猿がいるという。
一体、何をやったんだろう？バカじゃないか！猿が食べて死ぬようなものと大丈夫なものの区別もできないなんて！
バナナを食べて死ぬ猿というのは聞いたことがないのでやっちゃおうかと思ったが、象のことがあるのでやめておいた。
昔は餌をやり放題で何の問題もなかった。
動物舎はほとんどが二重の檻になって、網の陰で動物が見えない。
動物が脱走しないように、というよりは、観客が危険な目に遭わないようにという過剰な配慮が動物園側にあることは明らかだ。
道内でも、旭山動物園に象徴されるように、動物と人間の距離を縮めようという方針が打ち出されているのに、ここの動物園はその逆を行っている。
動物が見えない動物園。本末転倒だ。
土曜日だというのに客はまばらで、私はすっかり落胆して帰途に就いた。
唯一、ポジティブな点は、かなり歩いたことだ。広大な公園の中に児童会館と動物園が離れて配置されているので２～３キロは歩いた。
今度は紅葉のシーズンに公園の散策だけを目的として行ってみたい。
本日、まだ台風は北海道から遥か遠く。晴れ時々曇り。行楽日和だったと思う。明日から天気は崩れ、残り二日は、いつものように引きこもろうと思う。
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